2011年05月13日

穢翼のユースティア



穢翼のユースティア
(新サイトへのリンク↑)

当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

下記は、新サイトのものを、旧サイトへ合わせてCSS等を変更したものになります。
CSSの関係で、リンク途絶や表記荒れが起こっておりますので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

Rewrite
穢翼のユースティア
メーカー AUGUST 発売日 2011/04/28
シナリオライター 榊原拓、内田ヒロユキ、安西秀明 原画 べっかんこう
穢翼のユースティア

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
2 5 5 4 4 2 3
総評 C 65

一言で締めるのコーナー
「陰鬱ファンタジーなのに萌えゲー」


以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 大真面目なファンタジー物でした。
というのも、私の嫌う、日本の文化に基づく横文字が「ドS」くらいしか見受けられず、
全文章が注意を払って作られていたからです。

 珍しくも「持たざる者」のお話であり、ディリータルート始まったか!? とドキドキしましたが、
萌えゲーの域をでれなかったことと、
個別キャラクターシナリオがIF補完のリタイア性であり、おまけ程度
フィオネ→エリス→聖女→王女→ティアと、初期の方ほどお話がぶった切られるので、格差があります。
また、各ルート中は、主人公とヒロインの1:1の対話が多く、退屈な展開が続きます。
(というのも、主人公が説教・説得係で、1ルート中全てヒロインの意思改変に費やされます)
それがなかった、ティアルートは、物語に躍動感があったのが浮き彫りになりました。

 基本的に、サブキャラクターが、顔あり顔無し含めて全員立っててスパイスが効いてました。

 トゥルーエンディングはどっかで見た気がしましたが、FF13?

 感想として第一に挙がるのは、「穴が多すぎる」ということでしょうか。
世界観が、音楽・絵の品質ともに相まって、非常に奥深いものがありますが、
突っ込みどころ満載で、土台の練りこみが甘い、と感じました。
■■■以下気になった点散文■■■
不蝕金鎖、有能な人物いねぇのかよw カイムに仕事依頼しすぎw しかも重要なw
下層まで来て聖女を殺せコールwww 牢獄へ帰る必要ないじゃんw
どんだけ簡単に行き来できるねん、主人公一日で行き来しすぎww 日に4回くらい往復w
なんで暗殺業やめたの? とっとと牢獄でなよww
ティアが呼ばれたんですよねw 何で聖女は主人公とばっか話してるのw
ルキウスさん牢獄いうたぞw
仕置きばっかだなw
羽狩りさん、内乱時に、楽しそうに生き生きと人を斬るのはどうなんですかねw
「個人の力が戦況を左右させます」wwwwwwwwwwwwww
逆に考えれば、カイムさんなら戦況覆せますよねwwwwwwwwww
えぇ、ガウさんカイムさんを見逃しちゃうのw、正史おかしいだろw
いやいや、崩落したから、救世主様リンチになってるでしょw
■■■ここまで■■■
 メモったのをそのままコピペしたので見苦しいですね。
気になった点は、大きく分けて二つ。 「牢獄」と「羽狩り」です。
ユーザーとの意識の共有ができてない、または、緩慢な印象でした。
「牢獄」にいたっては、悲壮な価値観と舞台を用意したかったからとしか思えない背景です。
トラジェディアから十数年、毎日簡単に人が死んでいくようですが、だったら(以下略
関所の説明が遅すぎて、ホームレスするくらいなら下層へとっとと流れ込めと思うこと十数時間。
聖女殺せコール中は簡単に下層へ到達してます。
「羽狩り」は牢獄民から忌み嫌われていますが、最後まで納得がいきませんでした。
『帰ってきた者はいない』とか『暴力的だ』とかいろいろ理由はあげられていますが、
正当防衛っぽいし、実際にその場面に遭遇しないというか、ユーザーはフィオネ通してしか見てないので、いまいち伝わりません。

 まぁ、穴が多くて、ファンタジーとしては手落ちというのは、まだいいとしても、
これが、萌えエロゲーであったことは、噛み合わない要素であったことは否めません。
このゲームって、萌えヒロイン達が跋扈するのに、ダークファンタジーなんですよ。
人死に満載、娼館街がメイン、主人公は元暗殺者、薬物蔓延。 出てくる女性はほぼ娼婦
な・の・に、ヒロインは皆処女、NTR一切なし、顔つき娼婦すらなし。
その徹底振りに、ユーザーへ媚びている姿勢が見て取れて落胆しました。
(処女じゃなかったら、それはそれで暴動起こったり、アンチが大量に沸いたり、中傷が投げつけられると思いますが、本気で18禁ダークファンタジー作るなら、それくらいの気概を見せて欲しかったオーガストさん)

以下キャラ感想
【フィオネ】公平無私www の自己中最悪キャラクター。 正義は貫いてこそ美しい。
ギャップ萌えもなく、最後には棚上げ上等で今作の癌。
しかもコイツが最初の攻略対象であり、コイツとの会話が3時間ほども続くのにもウンザリ。

【エリス】つぐみボイスで、まさかのヤ★ン★デ★レ。
ルート以外では、自分を貫いており魅力的。 サブキャラだったら◎。

【聖女】「でも都市だけは浮かせておいて欲しい、傲慢な物言いだとは思わないのですか?」
この一言で全てぶち壊した、独裁者気取りのキチガイさん。
ティアルートでは、ジークならまだしも、まさかコイツが……な行動を取り、ユーザーを奈落へ落とした。
感情移入もできなければ、御子とのレズイベントもないため、ただの戦争主義者。

【王女】まさかのギャップ萌えと、王たる質実を持つ。
最後まで、王であり、ヒロインでもあった。 ちょっと聖女さんは見習ったほうがいい。

【主人公】元暗殺者という厨二の枷を背負うイケメン。 暗殺者設定はいらなかった。
聖女には「牢獄から出ればいいのに」とユーザーの代弁をされ、
ルキウスには「エリスに自由に生きろとか、お前が言うなスレはここですか?」と言われた。
各ヒロインの思想をことごとく説き伏せていく様は、お前が言うな、と言わしめた。
ナイフ二刀流という、ハセヲと同様の厨二装備である。

【ジーク】ロックオン。 後半出番が無くなっていったため、適当な理由で蜂起。
本人いわく「俺は牢獄民を見捨てられない。 あいつらのしたいようにさせる」
だそうだが、国王気取りですか? とんだ茶番でした。 でも盛り上がりに貢献しました。

【ルキウス】設定とシナリオ上仕方が無い動きをしますが、
何故か一番輝いて見えた罠。 ルキウス卿が主人公でも良かった。
グラフィック 5点
 はぁ……手抜きなのは一目瞭然なので、せめて数を用意していただきたかったです。
屋台のCGと、ちはや家の庭のCGは直視不能でした。
どうやら、Keyの塗りチームの力をもってしても、限界があるようです。
これで、怪物の原画と塗りと、背景を、下に任せているんですから、仕事をして欲しかったです。

ゆうろ、北川由貴 阿舎利ん_16、このお三方にいったい何があったのか!? 圧倒的背景の描きこみ! 鮮麗な光彩描写! 神々しい! もう背景だけでお腹いっぱいでした。 今作も服のデザインだけはぶっ飛んでました。 特にティア。 あと王女。
音楽 5点
 Active planetsさん、どうしちゃったんですか?
FA の時空の人は、まぐれでも何でもありませんでした。
全曲神楽曲!!

 私って基本的に、主旋律に歌詞を想定するようなものが好きなのですが、
コレはそういった格好良さも、POPさも、何もありません。
挿入歌も、バックコーラスも、ゲーマーの求める戦闘楽曲もありません。
全てファンタジーを軸、テーマにした、重厚で媚びない旋律であり、
牢獄と上層の雰囲気を過分にかもし出してくれました。

 まさしく、作品と一体化した、ゲームの求めた至高の楽曲たちだといえます。
ヘッドホン推奨。 BGM音量MAX推奨。

 コンシューマーのゲームに進出してください、お願いします。
文章(力) 4点
 至極真面目な文章であり、ノベライズも可能な「固さ」も持ち合わせています。
表現力も十分であり、語彙も豊富。
ただ、尖った部分が少なく、相変わらず主人公が気持ち悪かったです。

 はにはに = 空気が読めて配慮がある。
 けよりな = 万能努力家。
 FA = カッコいいことを狙って行い、自然を装う。
 ユースティア = 上から目線で人生を語る。 暗殺者なのに倫理が妙に強い。

 釈然としなかったのは、キャラの相互関係の描き方でしょう。
さまざまなキャラクターが入り乱れる今作ですが、
注力している点が、ヒロインとの対話であり、完全に世界から断絶されています。
牢獄では酒場、上層ではルキウス家、ぐらいでしか他キャラとの係わり合いが発生せず、
魅力的なサブキャラクターが成りを潜めてしまっていました。

 「まだ言えない」という展開を多用しすぎた感はあります。
システム 4点
 欲しい機能は全て揃っている、というかいらない機能まで満載のシステムでした。
特に、コンフィグ設定のインターフェースが綺麗でそつがありません。

 スクランブル機能w、ジェスチャー機能の使い道が分かりませんでしたが、
ショートカットキー任意変更など、面白い機能が盛りだくさん。
ただし、スキップが最速でも十分遅かったり、
任意選択アイコンがアイコンすぎて何を意味しているのか一瞬では把握できなかったり、
こだわる所と見易さと快適度がちぐはぐです。

 今回も縮小ウィンドウ機能付き。 他の会社もそろそろ真似していいんじゃない?

 ティアルートで、後半、バストアップ画像がウィンドウにはみ出しており、
ウィンドウ左側の文章が読めなくなる仕様になっており、気分を害しました。

 非常に珍しいことなので、書きますが、
今作は、コンフィグを一切いじりませんでした。
つまり、最初からユーザーのプレイしやすい環境設定がされていたんですね。
これが何故珍しいのか? 何故敢えて書いているのかというと、
たいていのギャルゲーって、文章速度が中速だったり、最遅が初期設定です。
これはまぁ、「一般の人」向けの設定と銘打っているわけですが、
そもそも、エロゲーってジャンルって、それなりの読み手がプレイするわけで、
少なくともノーウェイト、ウェイトありだけど最速ってのに皆さん設定変更されるはずです。
演出速度もそうです、クリック二連打とか強要されるくらいなら、最速設定か適度な速度にしますよね?
なのに、初期設定は最遅が普通です。
音声のクリックカット。 これもたいていはオンになってて、声切られます。
ユースティアでは、それらの設定が、まさしく、エロゲーユーザーの求めた初期設定になっており、
適度な文章速度、ストレスのない演出速度になっており、感動しました。
今一度製作者に問いたい? 初期設定でストレス無くプレイできますか? と。
はっきりいって、文章最遅に設定している会社は、一体誰に向けてそのゲームを発売しているのか?
どんな読み手を想定しているのか? って。
それがまた、著名なライターさんの作品でもありうることなので、
システム側はよく作品を吟味して設定して欲しいものです。(そうでなくてもね
熱中度 2点
 はっきりいえば、つらかったです。
終わらせるのが、とか、進めるのが、とかじゃなくて、面白くなかったからです。
ダークな部分はそそられましたが、ルートのヒロインは相反しており非魅力的で、
世界観は陰々なのに主人公が倫理観にあふれてて、徹底し切れていない。
それでいて、ヒロインとの思想対立会話が8割を占める。
最終のティアルートまでは惰性も惰性でした。

 この作品が素晴らしい点言えば、表男性声優陣による、完全フルボイスであったことでしょう。
主人公、近藤隆さん。
ルキウス、旧ベルゼブモン……ごめん作中は聞こえませんでした。
ジーク、三木眞一郎さん。
ナダル、赤毛のマスター。
ギルバルト、ひろし。
おなじみ伊藤健太郎さんも出てるよ!
彼らの、特に近藤さんのおかげで、感情移入しやすかったのは言うまでもありません。
男の声が一切無いアルケミーマイスターとは雲泥の差。
総感 3点
 あぁ、お金かけて作ってきたなぁ、というのが印象的でした。
普通にコンシューマーでやっていけるほどのクオリティ(主に音楽と背景)
ファンタジー色を前面に押し出した、硬派で洗練された文章。 
ダークファンタジーをやりつつ、萌えゲーもやりたかったんでしょうが、
如何せん、欲張りすぎて、どっちつかずなゲームになっていました。
ファンタジーの部分は良くできている、とは一概には言えないものの、
最近のゲームの中では頭一つ抜き出ている感じはします。 シナリオ以外は。

 ギャルゲーとしての総感を書くなら、「ヒロインが全員嫌い」でした。
萌えキャラでありつつ、シナリオに引っ張られた、まさしく負のスパイラルキャラクターたち。
基本的に、ルート後のヒロインたちの方が魅力的でありました。(聖女除く)

 ここまでのクオリティなら、もっと絵を動かせたでしょうが、動のプログラムは弱いんですかね。
終始、立ち絵とバストアップだけなので、迫力に欠けました。

 賛否両論の最終エンディングですが、手前が一番盛り上がったこともことも考えると、
ユースティアのなかではトップシナリオだと思います。
ただまぁ、主人公の言葉を借りるなら、後悔と惨めの人生だったね。

 某単語が出てきたことを見ると、空鐘参考にしたんですかね?
それでも内乱の描き方とか劣化も甚だしかったです。 4巻は鳥肌たったのにね。


posted by PP at 19:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月12日

グリザイアの果実



グリザイアの果実
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当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

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Rewrite
グリザイアの果実
メーカー FrontWing 発売日 2011/02/25
シナリオライター 木緒なち、藤崎竜太、桑島由一、かづや 原画 渡辺明夫、フミオ
グリザイアの果実

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
2 3 3 5 4 3 5
総評 B 70

一言で締めるのコーナー
「トラウマ of 2011」


以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 雑文が多くなりました。 恐らく最下段まで読むには相当の気力がいると思われます。
そのため、この文頭に結論を評しておきたいと思います。
藤崎竜太は神だった。
そう、つまり、
天音ルートはマキナルートは、と言っていいでしょう。
天音ルートだけ切り取って、フルプライスCG増量で出てたら、
私は間違いなくSをつけました。
みちる・幸・榊は、平均付近のデキですが、このグリザイアの果実に、
コイツらのルートが、存在すること自体が罪なので、ゴミといっていいでしょう。
木緒なち・かづや・桑島由一は、この作品に限って言えば、
神ゲーを凡ゲーに落とした戦犯と断言できます。

▽▽▽ ここから本文 ▽▽▽

「俺は、ミスリル作戦部西太平洋戦隊のユージだ。 
コードナンバーウルズ 9029ナインオートゥーナイン
趣味は……読書で、真性のサドで通っている。
残念だが俺はベッドの上で寝る。 パイプイスも持ってきていない予備役だ。
通信機ではなく携帯で連絡を取るように偽装している。
頬に傷はない、由美子ルートでの細身イケメンっぷりは妄想だ、忘れないでくれ。
腹痛だと!? 赤痢の疑いがあるな。 検便だ! 便をみせろ!!」

テッテレテー、テテーテー↓♪ テッテレテー↑、テ↑テ↑ーテー♪(特攻野郎のテーマ)
バラバラバラバラバラバラバラ(ローター音)
「すまないラハール殿下、おれは嫌いなんだ。
ラムネが大好きなどと、人の前で言うべきではない。 (以下略)」

 シュバッ!!(カッターナイフが空を切る音)
「獲物を前に舌なめずりをしないとは、プロか!?」
タタン!!(発砲音)
「やはりチワワとホチキスは偉大だったな……」

 幸はフローレンシアの猟犬。

 本編(天音ルート以外)は大体こんな感じ。
一言で言うなら、相良宗介でクルツ・ウェーバーをやった、以上です。
主人公に関して消化不良感漂いますが、一番しっくりくる表現だと思います。
それが吉と出たかと問われると、文章項目に後述しますが、
キャラ・シナリオ的には凶で、文章的には吉でした。
(ぶっちゃけて言えば、シナリオ的には不必要な要素でしたね)

 共通ルートは、オムニバスと言うと過言ですが、
アンソロジーが正しいでしょう。 シナリオのつながりを無視した、完全な小ネタ集。 
に近いかな。(あんなファッ○ンと比べるまでもなく文化的ですが)
体験版のイベント選択型と全く同じ、流れぶったぎり。 なのに、日付は連続的。
体験版は体験版で、本編では修正されていると思ったけど、そんなことはなかった。

 最も癇に障ったのは、いつまでたっても正体を明かさない主人公の、
抑圧からの解放がない、ということ。
「ゴミ係でスペシャリストだ」「な、なんだってー!!!」がない。
カタルシスの依存度によりますが、この主人公でコレをやらない理由が私には理解できません。
一人称で誤魔化しがあるものの、隠すつもりは皆無なのに、
あたかも秘密にしてます感たっぷりの描写は、日常会話でツッコマナイヒロインズも、
後半はさりとて、模造品を強く印象付けられます。

以下まとめ
相良宗介(軍曹)
出典:フルメタル・パニック
ランク:本物
特徴:ベッドので寝る。 部屋にはパイプイスと通信機のみ。
ドM。 体を張った高度なギャグができる。 一般常識がない。 殺しおk。
カロリーメイトフルーツ味が好き。 問題ない。 舌なめずりは〜。 スペシャリストだ。

ヒイロ・ユイ
出典:新機動戦記ガンダムW
ランク:妄想の本物
特徴:ベッドので寝る。 自爆してからギャグを言えるようになった。
タンクトップ。 間接直し楽勝。 基本偽名。 本名も偽名。 15歳。 殺しおk。
お前を殺す。 俺のミスだ。 任務了解。 自爆する。 俺はあと何回〜。

刹那・F・セイエイ
出典:機動戦士ガンダム00
ランク:ガンダム
特徴:ベッドのでマフラーしながら寝る。 本名ソラン・イブラヒム、真名はガンダム。
中東出身。 ガンダム。 ホットドックを食べていた。 ガンダム。 殺しおk。
隣人とのコミュニケーション不足。 ガンダム。 フルネーム呼びが好き。 ガンダム。
俺がガンダムだ。 俺たちがガンダムだ。 貴様はガンダムではない。

風見雄二←NEW
出典:グリザイアの果実
ランク:博識さだけは本物(しかし別分野多し)
特徴:ベッドので寝る。 毎朝5時にランニング。 本人曰く、悪食(ルートによりけり)
普通に生きたいとか言いながら、普通に生きられない男だからな、と言う。
ドS、プーシー変態野郎、下ネタが言える、ルートによって鈍感ゴミ化。 殺しNG。
ググッても分からない知識が豊富。 獲物を前に舌なめずりをしまくる。
台詞回しと一人称心理描写は本物。 でも変態。 常識人……か?
推定年齢18〜19歳。 強化期間は13〜18歳。  師匠=カリーニン
MIL規定に〜。 MOS取得〜。 ロンメル。

朝霧海斗
出典:暁の護衛
ランク:芸人
特徴:ベッドので寝る。 ネトゲもやる。 下ネタもいける。 ドS。
ヒイロと戯れている。 台詞のあとに「www」をつけるのが正解。 殺しおk?
グラフィック 3点
 「グリザイアに足りない物、それは!
背景、立ち絵、差分絵、小物絵、CG!
そう全てにおいてぇぇぇぇぇ! 絵が足りない!!

 上手いか下手かじゃねぇ、足りない
神ゲーに到達できる技量をもっているライターさんを抱えての、この悪行。 許すに値せず。
体育中全員制服? ジャージ差分が足りない。
風呂で髪結ったまま? おろした差分が足りない。
カッターナイフが足りない。 メロンパンが足りない。 ラムネが足りない。
アクションシーンのCGが、拳銃のCGが、マキナルートのCGが足りない。
天音過去編なんてCG2枚で全然足りない。(文章が神だったので、絵も神なら……ゴクリ)
天音過去編なんて立ち絵差分があったらリミットブレイクしてた。
立ち絵消してもよかったかもね、メモオフ1のみなもちゃんみたいに。

 専門用語が多すぎで、その部品名を表現する小物CGがあったら、
ユーザーによく伝わっただろうに、っていう消費者目線の話をしているんじゃなくて、
あったら確実に作品に深みが増して、品質が向上する、その手間を、
プレイしているユーザーに簡単に読み取られてしまうほど惜しんでいる。

 それでいて、共通ルートのCGを、SD画像で水増ししているのだが、
作風ぶち壊しのあのSDで誰が得をするのでしょうか? (front wingだ)
ななかまい氏を酷評しているわけではなく、使い方と使う作品が逆ベクトルに作用しています。

 プロットに沿った絵を、納期決めて納品→絵師除いて調整、っていう作品でしょう。
過去編の立ち絵が充実しているのに、イベントの小物や服差分がないのはそのせい。
アンソロジーで書かせてバラけたので、イベントごとの絵を追加で描かせるようなことはさせず、
ななかまい氏一人に押し付けたのでしょう。
音楽 3点
 Elements Gardenんんんんんんーーーー!!
上松範康さんはどうしたぁぁぁぁ!!
可もなく不可もなく。 挿入歌がマグロマンのみ……
ED曲がキャラごとに存在。 でもそれだけ。
文章(力) 5点
 プレイした方は如実に感じられたと思いますが、
共通・天音・蒔菜は藤崎竜太で、他は切れの悪いクソです
(木緒なち=榊、桑島由一=みちる、かづや=幸、だそうな)

 とりあえず言えることは、
この文章を経験で書いていたら、藤崎氏は天才であり、
勤勉の成果なら、藤崎氏を尊敬せざるおえません。

見たまえ、リトルバスターズとAngel beats ゴミのようだ!!(神谷さんゴメン)
これ、書けますか? って言われたら私は絶対に書けませんし、
他人も模倣できないでしょう。 センスの問題でもないです。 
こんなホイホイ専門用語が飛び出し、絵のほとんどない作品に説得力を持たせた、
神業と言ってもいいでしょう。
全てのノベルの敷居を押し上げてしまった……

 共通は、ゆきうた以来の藤崎竜太で、おげーでおほぉぉぉでした。
さすが二代目ナノさんw 誤植もFPSもお得意ですねw
問題は主人公のキャラ性に、文章的うまみしかなく、蒔菜ルートで拾えた程度。
(主人公の過去編や、組織話がないため、それを主題にした明確な目的も意味も希薄。
そこだけ見れば、主人公は設定オチという事にもなり、文章に貢献しただけでしょう。)
クソどものシナリオではただの鈍感厨二病です。

 天音ルート
ビッチ氏ね→私(PP)が氏んできます。
青山ゆかりさんの一姫は鼻につく性格だなぁ→必然のキャラでした、私が氏んできます。
と、過去編をプレイすると評価が激変します。
その描写は、いまだかつてないほどの衝撃。 Sランク確定。
スタッフはこの文章読んで、これで1本出します!って思わなかったのだろうか?
原作も、脚本も作れる人は作れるでしょう、でも、「書けますか? この説得力で、リアルに?」
って言われて、Yesと言える人はまずいないと思います。
トラウマになりました。 本当にありがとうございました。

 蒔菜ルート
主人公補完ルートと言えなくもないですが、難読で未完。
天音ルートと違って、状況や場所が二転三転するのに、ほとんど絵がない始末。
そのため恐ろしいほどの筆力、感服しました。
透明感あふれるシナリオで、集約できなかった印象。 終着駅にも困ったでしょう。
このルートを書くには、師匠編やJB編が必要でした。 あと絵。

 「ググれ、カス」がオフィシャルなゲーム。 当人に言われます。
誤字が多いのか、横文字を好みすぎたのか、専門過ぎるのか、ググっても調べきれない。
広辞苑に1割も載ってないという、社会の文化に基づく用語多数。 本当にググらざるおえない。
しかも会社名はもじってるし……。
それが、まぁ、ノリで読んでて、ある程度意味が通じるのなら、調べるほどでもないのだけど、
話のネタの根幹に位置する単語だったり、意味を把握しないと、
何をしているのか全く分からないので、(絵がほとんどないため)
とにもかくにもgoogle先生お願いします、状態。
医学用語と軍事用語が多いかな……でもバイクの話とか日用品からも飛んでくるし……

 文章の見分け方。
日本語表現しかないルートは(最初の2、3分で)ゴミだと分かります。
とにかく、専門用語を使わないように、無駄に捏ね繰り回して描写するのですぐに露呈します。
システム 4点
 なんで用語集つけなかったし
こんな文章まともに読める方いるんですか? 私が非常識なだけ?
毎度毎度ググるため、作品から乖離させられます。

 ういんどみる提供のCatsystem2なので、演出倍速設定が便利です。
選択肢はごく少数ですが、ジャンプ機能もあり、ジャンプ後のバックログも見れます。
基本的には高速安定ワイド対応と、クオリティは維持できるつくりですが、
立ち絵のエフェクトが簡素なので、見て楽しむということができないのが残念。
口パクもありません。

 アプデで直るかもしれませんが、音声エフェクト抜けが顕著に起こります。
電話越しの音声やTV内の音声ですね。
熱中度 3点
 共通が長く、小ネタトーク集でシナリオ性が皆無なので、
飽きる人は飽きるでしょう。 ゆきうた好きなら全然有りです。

 天音過去編は5点ですが、他は3点以下です。

 民安すげぇよwwwwwwwwwwwwwww
ぜんごぉぉぉんは伊達じゃありませんでした。
あの菜乃と同等、いや、それ以上のテンションと演技で、蒔菜をやってのけてくれました。
総感 5点
 (意味のない)相良宗介臭のしなかった、天音ルートは手放しで絶賛できるデキで、
このルートのためだけにグリザイアの果実は存在しているといってもいいでしょう。

 複数ライターのデメリットが明瞭な作品ですが、
トゥルーやサブキャラのシナリオすらないため、
天音ルートとマキナルート以外は切っていいという、省エネ設計。 やったねw。

 外堀が弱く、絵・音楽・演出、全てが文章に追いついておらず、
神に合える瞬間を砕いたFront Wingには憎しみしか持てません。

 FD? 他メディア展開? 考えているのか、それとも最初からこういう作品なのか、
師匠とJBと過ごした空白の6年間が伏せられており、
苦虫をかみつぶしたような読後感。(天音ルートはその消化不良にほぼ関係しない)
ユージが学校に通いたい、と言った理由も説明されず、ただのご都合展開になっています。

 もう一度言いますが、
天音ルートはSランクです。
2011年のベスト・オブ・トラウマになり得ます。
藤崎氏の作品は、以降ハズレでも絶対買わせていただきます。
posted by PP at 10:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル(PSP)



俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル

新サイトへのリンクとなります。

axanael001.jpg

下記は、新サイトのものをコピー&ペーストし、確認できるようにしたものです。
CSSの関係でうまく表示されておりませんので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル(PSP):厳選ゲームレビュー
2011年02月06日
メーカー 開発ガイズウェア 発売日 2011/01/27
       
シナリオライター 伏見つかさ・他8名・Q'tron 原画 7人ぐらい
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 E:46

「俺の妹ゲーがこんなに意味☆不明なわけがない」
原作は1巻購入済み(アニメ化以前に)
アニメは2,3話見逃したけど一応見た扱い
の、にわかな人間のレビューです
シナリオ
 1点……だと……
あぁ、そうだね、俺は妹が大好きだね! 愛しているといってもいいね!
あずにゃんペロペロしたいとか、守凪に「きょうちゃん、ありえないよ」って言ってもらいたいね!!
でもなぁ、だからってなぁ……ツンデレ喫茶行って、デレてくれんのが会計の時だけだったり、
キモって言われて嬉しいのは釘宮さんだけなんだよっ!!
声質がハルヒさんに似てますね、じゃねぇぇぇぇぇぇぇんだよ!!
チっ、とか舌打ち誰得なんだよ!!
ラブリーマイエンジェルとハァハァでニヤニヤなイベントがしたいんだよ!
いいぜ……だったら……お前の妹という幻想を、このソフトがぶち壊す!!

 【妹】 守凪にテンプレ乙って言わせた時点で駄目でしょ。 2点

 【妹if】 これでいい!! これがいいんだ!! いやっhっほおほほうあslfふjじこ

 【黒猫】 逝ってよし。 上辺だけの薄っぺらシナリオ。 抽象的な台詞ばかり。 1点

 【沙織】 ましな方。 2点

 【地味子】 俺は刻の涙を見た どもりすぎ。 1点。

 【あやせ】 伏見先生さすがです。 一番面白かったです。 3点。

 【白い悪魔】 伏見先生さまさまです。 こういうので良かったんです。 3点。

 【裏妹】 うぜぇ…… でもそこがいい!! なわけあるかぁっ!! 2点 

 ライター陣10名、枠一つはQ'tron、あやせ・加奈子は本人書き下ろし。
正直な感想としては、非常につまらないです。 特に地味子と黒猫は核地雷です。
ぶっちゃけちゃうとね、イチャイチャラブちゅちゅを期待したんですよね。
無駄にシリアス、無駄に冗長、無駄に問題提起。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無抱きしめたいな頑太無ゥゥゥゥゥゥッゥゥゥ!!!

 まぁ、私自身が、この妹が嫌いっていうか、うざいっていうか、意味不っていうか、
続巻だからアレだけど、内心が理解できないんですよね。
地味子さんと密かな約束? してるのかどうかとか、実はブラコン? とか疑惑はつきませんが、
それ以前にツンデレの黄金比無視してるし、人間性が疑われる。
俺の妹がこんなにウザイわけがない。
でもね! 違うんですよ! ひどいこと言っちゃいましたけどね、好きな部分あるんですよ!
ガチオタのトコ。 
PC前で「うっひょぉ、まじえろいよぉりんこりん」とか言ってる妹は大好きだ!!!
グラフィックス
 クオリティ高すぎワロタ。 口パクあり。 CG口パクなし。
でも、あやせたんの立ち絵が所々おかしいお。
O.I.U.システムのグラフィックは、立ち絵のクオリティが高いため、逆に劣化して見えるお。
とらドラの時もそうだったけど、全編O.I.U.システムでぬるぬる動かして欲しいわ。
White Album PS3版みたいに。

 キャラ絵以外は外注が多くて背景は残念の極み。
小物も少ないし、シスカリ大戦の映像もない。 メルルのアニメもない。
音楽
 全17曲。
昨今のADVで、こんなにも特徴なく、盛り上がらない音楽は久しぶり。

 歌がED曲一曲しかないのに、共通パートで一度流すものだから、
EDは当然のこと、挿入歌として使われるシーンでもマンネリです。
(ここまで作中歌をこき下ろす作品は初めてみたけどw)
文章(力)
 伏見先生、総監修とテロップで出ますが、妹と黒猫ルートのみ監修だそうです。
黒猫なんてよくこれでオーケーだしたね……。

 特筆すべきは、黒猫と地味子さんの文章と構成のクソっぷり。
中身がスカスカの上辺だけのシナリオに、「何いってんだ」「落ち着け」「心配だ」祭り。
ライターが落ち着いて見直せ。

 それに比べて、キャラ萌えだけで押し切るって感じに割り切っている、あやせ・加奈子・妹ifは、
期待通りに萌えれるし、京介の頭のネジもバーストしてるんで読んでて楽しかったです。
システム
 ガイズウェアは攻略の難しさに定評があるんですかねぇ!!
あるんですよね!!!! これが!!!

 これからプレイしようという方は、恥も外聞も捨てて、
素直に攻略を見てプレイするのをお勧めします。
 時間を無駄に浪費してしまいます。

 リタルタイム突っ込みが一つで平均8択で、間違い一つ許されませ〜ん。
間違うと緊急回避ボタンが出て大体分かるんだけど、出ないのもある。
最終選択肢近辺は、本当に複雑。 それまでのゲットアイテムも関係するし、派生が多い。
スルー選択(非選択)は台詞終わるまで待たされるため、
2ショット会話のたびにゲンナリ。 何度も選ぶことになる選択肢で待たされるのは苦痛です。

 フローチャート付で、ジャンプできるのか!? これは使いやすいぜ!!
フローチャートはタイトル画面からしか確認できず、ジャンプ機能はない……だと。

 セーブするのに十秒ほどいります、苦笑い通り越しました。
普通、PSPのADVゲームの独自セーブシステムって、1ファイル構造なんですよ。
それに漏れずこれも1ファイルなのに、プログラムが失敗してて書き込みに異様に時間がかかります。
新規セーブはもちろん、上書き保存も長い。
ロードでクイックセーブ抹消されるおまけつきなのでセーブに頼らざるおえないのにね!!

 ED後、スキップ不能な「この物語はフィクションです云々」が入るのは嫌がらせか。

 良い点というか、新しい試みとしては、バックログジャンプで戻れることと、
バックログがイベントフローごとに区切れることかな。
フローチャートで飛べればいらないけどね!
あとは、文章画面を消した後も、○ボタンで読み進められること。
オートや、音声再生部分のみってのはあったけど、これは新しい。
杉田さんと違って、中村さんのモノローグ音声は収録されてないから意味ないけどね!
熱中
 俺の中村がこんなに格好いいわけがない。
むしろ、このゲームは、中村さんの演技を楽しむゲームです。

 花澤さんは本当に上手くなられましたね。
竹達さんは本当にあずにゃんが神キャラでしたね。(管理人はゆいにゃん派)
田村さんは本当に管理局の白い悪魔でしたね。 友人粉々wwwwwwww
総感
 もともとキャラ立ってるし、キャラ萌え勝負な作品であったのに、
萌えるイベントがことごとく削られている企画失敗な作品です。
PSPのADVとしては、ADV開発陣なので不快感(違う点であるっちゃあるけど)のないつくり。

 私自身、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」という作品に思い入れがなく、
そういう作品ではないと分かっていながら、そういう作品に期待しちゃったんですね。
(原作からは、オタクの風刺問題に真っ向から挑む、がテーマで、
他の要素はおまけで、オチで締めるって感じていましたので)
ま、簡単に言ってしまうと、原作から一人歩きしたキャラ萌え派だったわけです。
それを補完してくれるならまだしも、風刺問題という貴重な題材もないこのゲームは、
残りカスという名に相応しいと思います。

 とらドラポータブルでやっちゃいました某エンドが、あやせルートであったのは安心したw。
さすが伏見先生、よく分かってる。

 俺妹全般で、思ったことといえば、「魔法少女なのは」とコラボすればいいのに、とか、
R18作品とコラボして実名で出せばいいのに、とか、
シスカリ大戦の方をおまけにつけて映像出せよ、とか、
中村さんに、妹の性能に俺は心奪われた、とか言わせればいいのに、とか、
そんなんばっかで、アキバ系オタク趣味ってのは、舞台やアイテムが、
どこまで本物を起用するかってので、リアリティというか、熱意が違うんですよね。
今回爆笑できたのが、ゴットイーターバーストだった事も、そう考えれば納得なんですよ。
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2011年01月13日

アザナエル



アザナエル

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アザナエル:厳選ゲームレビュー
2011年01月14日
メーカー Nitro+ 発売日 2010/12/17
       
シナリオライター 下倉バイオ 原画 津路参汰
アザナエル
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 C:67.96

「あけおめエンターテイメント」
シナリオ
  大晦日、12月31日、午後6時から年明けまでの、秋葉原アザナエル騒動を描く、
ザッピング&リアルラックゲーム。 見るべき点がたくさんあるゲーム
きれいだろ……アッキー、おとこの娘なんだぜ……
俺が、俺たちが、ソトカンダーだ!!

 チュンソフト開発の、「街」「428」をプレイ済みの方は違和感なく入っていけます。
「スマガ」プレイ済みの方は、ちょっとだけお得な面も。
Steins;Gate」プレイ済みの方は、コラボの少なさに落胆します。

 脚本・時間軸の整備は卓越しているものの、
基本的なシナリオが面白くなく、劣化ザッピングシステムが足を引っ張ります。(後述)
何でもありのはっちゃけ物語のわりに、キャラのはっちゃけは抑え気味でギャグもイマイチ。
文章は全て台詞のみという潔さは好感が持てますが、下倉氏には無理がありました。

 6人のキャラクターの内、アッキー&事件、似鳥&ノーコ、の4人は対になっており、
シナリオの収め方も軸がぶれず、予定調和、だがそれがいい。
そして、あぶれた、サクラとフウリは蚊帳の外。(サクラはその伏線を回収してますが、
サクラ自体のシナリオ・キャラ・背景に穴が多すぎです。 インド人や双六もね)
フウリちゃんマジいらない娘で落胆しました。
双六を代わりに入れておけば安定したでしょう。
グラフィックス
  インターフェースは相変わらず凝っているし、
小物もそれなり。 背景が架空で少ないのが残念。
大食いのスポンサー集めて実写映すとか絶対有でしょう。

 カゴメアソビ失敗時の画像が一枚しかなかったのが落胆の極み。
シナリオ展開も、キャラ排除でスルー状態なのはかなり適当に感じます。

 キャラデザ、塗りは従来とさほど変わらず。
乳輪に違和感があったのが欠点か。
ドロップキックは一瞬ニアかと思いました。(ラガンの)
音楽
 ノーコのテーマ曲であるNo.09が最後まで変更されなかったのが無念。
多用されるため後半は飽きてくる上に情景にあっていません。
ほかのBGMで特筆するべきものはありません。
もっとバックコーラスverが多ければ印象も変わりました。

 ボーカル楽曲は5曲と多いのですが、
ソニ子さんのボーカルが微妙すぎます……曲もサウンドエフェクトも。
文章(力)
 今回は、「そういうゲーム」であったのですから、状況描写の地力がある下倉氏を起用したのは、
Nitroの失策といえるでしょう。
本当の事をいいますと、音声なかったら苦痛の極みでした。
今更消しても脳内再生されるので問題ありませんが、
声優の力に頼りすぎています。 門脇さんいい仕事しすぎました。

 台詞のみで構成される今回は、脚本力以外の文章全般が、ライターのセンス次第という、
非常に評価が厳しくなる作品であり、声をもってしてもクスリとも笑えなかったというのは、
「こういうゲーム」に合わなかったといわざるおえません。
それでも間が持ったのは、向上した演出力と、音声のおかげです。
しかし、台詞窓がふきだしじゃないし、色も変更されない相変わらずの、
ユーザビリティの配慮に欠けるシステムなのでどっこいどっこい。
結局は音声とエフェクトだよりです。

 シュタゲで林さんが勉強していたのに比べ、勉強不要な今作は、
文章でエンターテイメントを表現して欲しかったわけですが、
脚本してて、感じ入ることはなかったようで残念です。 脚本業にしぼっていただきたい。
(ネットスラングとか皆無で、サガの殺してても奪い取るとか、そんな程度です。 しかも多用)

 秋葉原が舞台かつ、文章にも大いに貢献している、
各種団体名が実名でないのは、シュタゲで協賛した5pbに水をあけられる作品となってしまいました。
あにのあな、ダベッター、ビッグ斉藤、って、ツイッター機能あるのに……という始末。
背景ももちろん架空、Steins;Gateが凄すぎました。
システム
 スキップ機能が簡略化され、ザッピングにあてられたため、
Nitroのクソスキップが機能がなくなり好印象。
ただし、既読スキップは、数十秒(ザップマップ)ごとに止まる最凶の仕様となっております。

 この作品のザッピングの失敗点は、共通ザッピングが多数あったことです。
キャラが複数登場するシーンは、共有イベントになっており、
選んでいないキャラもいつの間にやら時間軸が移動してしまい、こんがらがります。
これは実際非常に痛い失敗で、行き止まりでザッピングマップに戻ったあと、
前回のプレイ記憶と、今からプレイするキャラの場所・時間・行動が必ず食い違います。
最後の最後までこれは慣れませんでしたし、ユーザーに課すには非常に重い枷です。
(あらすじが一覧になってるから確認しとけってことなんでしょうけどね)

 カゴメアソビという、ロシアンルーレットの成否によって物語が分岐。
それが、全てリアルラック、完全運次第という、前代未聞の分岐システム。
10通りのEDがあるものの、最初にたどり着いたEDで評価が分かれてしまう可能性大。
特に、1回目と2回目の成否は、ある程度大きな分岐点となっており、
殊更に言うなら、ここ以外は細部しか変動しません。
共通シーンというより、失敗した者を省いたストーリー展開がされるので、
ほとんどが同じ展開になり、ロシアンルーレット次第で作業プレイ化します。
そのため、1回目で失敗でEDを網羅して、2回目成功してED網羅して……という、
最悪のED集め作業に陥る可能性があり、それを回避する手段がありません。
成功確率5/6なため、6人に1人は1回目失敗するため、明らかに評価が低くなります。
私は成功→成功→成功→失敗、一個戻って成功、攻略見てトゥルーへいきました。
トゥルー手前で失敗一回、全部で4通りでトゥルーへたどり着いたので、十分に楽しめました。
特に最後で一回失敗してからのトゥルーは、ラッキーだっとしかいいようがありません。

 演出が強化され、立ち絵はよく動くし、コマ演出ありで、紙芝居としては上々
10周年記念とかいう謳い文句のわりに、立ち絵演出最悪だった村正は何だったのか……。
特に花火のフラッシュが立ち絵にオーバーレイされたのは感動しました。

 コンフィグは従来通り重くて使えません。 金閣寺とか回す意味ないから。
演出オフ機能がなく、文章速度がノーウェイトできません。
個別音量変更もできません。
ただし、Ctrlで演出がスキップできるため、エンターの代わりに使うと快適です。
(音声がかなりの確率でぶっとぶけどねw)

 任意セーブができなく、自動セーブされるのは、ザッピングマップのみなので、
イベント中の文章でゲーム終了すると、ザッピングマップに戻されます。
今回はぶっ通しプレイだったのであまり気にはなりませんでしたが、
長いEDで途中セーブしたいと思ったときは弊害になるでしょう。
熱中
 プレイ時間は約15時間。 問題なくぶっ通しプレイできるレベルで完成しています。
とにかくトゥルーへ到達することが第一目標となっているため、
一度EDを見た後は攻略見て、トゥルールートへ入ることが肝要。
あとは作業プレイが要求されるので、終わるときは見切りをつけて。

 声優陣はほぼNitroご用達。 スマガ関係も多い。 門脇さん裏声万歳。
白石稔をキャラにあてるなら、パイオツニアの声を最初に入れるべきではなかった。
あれのせいで、フウリ関連のキャラが全部パイオツニア変換されました。
スマガやってれば、こおろぎさとみさんに歓喜できます。
総感
 プレイ時期・カゴメアソビのリアルラック、この二つで、点数が右往左往する作品。
このサイト的には60〜75の間で変動したでしょう。 こりゃ大きい。
年末、12月31日にトゥルーEDをむかえていた場合+5点でした。
発売時期も良く考えられたエンターテイメント作品。
今からプレイしようという方は、今年の12月30日まで待つべきです(1日余裕もって)
そうした方が断然楽しめるでしょう。 (無茶言うなw)

 個人的には非常に楽しめたアザナエル。
魅せようという気概が伝わってきましたし、ユーザーの期待に応えるラストは圧巻。
共通シーンはほぼ門脇無双でしたが、似鳥&ノーコも非常においしいです。

 HAPPY NEW YEAR !!!
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2011年01月10日

WHITE ALBUM2 〜introductory chapter〜



WHITE ALBUM2 〜introductory chapter〜

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WHITE ALBUM2 〜introductory chapter〜:厳選ゲームレビュー
2011年01月10日
メーカー Leaf 発売日 2010/03/26
       
シナリオライター 丸戸史明、なかむらたけし 原画 なかむらたけし、十条たたみ
WHITE ALBUM2
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:59.23

「さすが大宙F」
シナリオ
 三角関係を重点においた学園物語。
脚本に特筆すべき点はほとんどなく、学園祭バンドのメンバー集めから始まる、恋と友情の物語。

 本編の、というかミドルプライスのイントロダクションシナリオということで、
プレイ時間は約5時間、長くても8時間でしょう。
完全一本道、選択肢なし、二周目でCG2枚解禁、攻略キャラは一人しかいません。

 この手のシナリオは使い古された感じがあり、
メモリーズオフ2nd(ピアノ&水樹奈々繋がり)、マクロス、君が望む永遠、伊藤誠、とか。
救急車のシーンで、君が望む永遠キタ━(゚∀゚)━!! とか思った私がいました。

 この脚本の敗因は、一人称丸戸文章と相性が悪すぎたことに尽きます。(後述)
グラフィックス
 笑ってくれてかまわんよ……
音楽
 音楽関係は豪華メンバーが揃っています。
文章(力)
 会話のテンポ、巧みな返しは丸戸氏の十八番。
しかし、丸戸氏の素晴らしい魅せ方の基本は何だったのでしょうか? 思い出してください。
それは、人間的魅力に溢れた主人公の、
一人称なのに、不透明な心境であり、それに伴うギミックです。

 このwhite album2 は、魅力的な主人公に三角関係を持たせたことが大問題でした。
三角関係の、主人公の状況ってのは様々ですが、
「どっちが好きか分からない」か「どっちも好き」か「好きな人が別にできた」、
の3つに集約されるでしょう。 そして、これらの行動を取るのは、
伊波健や伊藤誠や鳴海孝之であり、優柔不断なクソ野郎どもです。 救いようがない奴らだ。
彼らは内心を語りますし、優柔不断さをアピールもしますね。
んで、今作は、「好きな人はいたが、違う人に告白されたから、付き合っちゃった」
という、決して、『魅力的な主人公』が取るはずのない行動をしたのです。

 好きな人が「いた」というのも重要です。 丸戸氏主人公には結構ある設定ですが、
その事実を隠している = 他の人と付き合い始めたら墓まで持っていく
という等式が、気持ちのいい作品&潔い主人公に仕上げていたわけです。
そういう意味での事実(心境)隠蔽は、ユーザーに脇目をさせません。
さらに、不鮮明な主人公の心境の裏に、『安心感』があるのが魅力です。
ひた隠しにしているソレは、ヒロインを愛するが故の行動であり、ユーザーもヒロインもほっこりします。
しかし、今回隠してるソレは、ユーザーとヒロインを欺き裏切る行為でした。
(まぁ今回は隠してるってほどでもないですが、心境を語らないものだから、
三角関係の、心の機微ってのが、最終局面まで表面化しません。
表面化した時には、「じゃあ何でAもBもしてんの? 死ぬの?」って思います。
それして納得のいくのは、非魅力的で優柔不断な主人公だけです。)
それでもって、魅力的な主人公を描いてるもんだから、自己嫌悪文の「吐き気がする」が多用されます
計画性十分で、面倒見がいい、健全な、大宙Fは、二股なんて最初からかけません。
(かけてもAもBもするはずありません、家の前で。するなら好意をもっていると明言するはずですが、
丸戸ギミックで心境はかくされます、明かされたときには、その件は完全スルー状態)
丸戸氏の主人公は一途だから、心境を隠しても最後で盛り返せるんです。
仁君が、カトレアと付き合い始めた後、里伽子か恵麻さんに浮気したと言ってもいいです。

 つーか、言っちゃいますけど、魅力的な主人公で、どっちも好きなら、
空鐘最終巻の展開でいいです。
(どっちも好きっていってませんけどね、大宙Fは)

 あと、丸戸氏は、非勉強派だったということが明らかになってしまいましたね。
戯画ほどの演出力があるならまだしも、今回は、バンド関係、ピアノ関係の筆力が問われました。
キラ☆キラレベルでも十分にユーザーに伝わってきたはずなのに、
今作の専門的な用語はたった二つ、「シンセ」と「打ち込み」、以上です。
ギターもピアノも、知識的分野には一切触れていません。 さすがにポカーンでした。
別にそうでなくても、魅力的な音の表現を、独自の文章で表現するくらいはやって欲しかったです。
システム
 さすがに手を抜きすぎです。
特に、操作不能時間が非常に長いのが苦痛です。
チャイム、SE再生時、バンド練習時のギター音、音声再生終了待ち、アイキャッチと、
強制自動再生で許せるのは、学園祭当日の演奏時だけで、
練習の音やら、日常会話の合間に、ふんだんに操作不能時間を盛り込まれててイライラが募ります。
エフェクトオフ状態のアイキャッチですら、あのブラックアウト時間ですから。

 文章ウィンドウが下すぎ、かつ、小さく見にくいです。 いや、醜いです。
文章の演出も戯画のような多彩なことなど一切なく、丸戸氏の文章を殺しまくりです。

 エフェクトは簡素、口パクなし、音声ON/OFFが5人w、キャラごとの音量調整なし、
強制スキップ不能(未読可に設定必要)、バックログが一文戻り
熱中
 さすが、大宙F。 戯画の演出力がない丸戸氏主人公を支えたのはあなたです。

 プレイ時間相応の熱中度。
総感
 心のイケメンにドロドロの三角関係をやらせてはいけないという模範作品です。
主人公に無茶させた感じしかしませんでした。
キャラクターも、ヒロインが魅力的には感じられず、大宙FもAB野郎という印象しか残りませんでした。

 学園祭の演奏直後までなら、主人公は実に魅力的です。
イオさんの言うとおり展開が駆け足でした。 もっと丁寧に描いても良かったでしょう。
恋人になるまでにイベントが一つしかないも大問題です。
プロットの練りこみがイマイチで、後半への資金回収を急がせた感があります。
システムが死にすぎています。

 「俺は、誰に対しても嘘はつかない。
  誰に対しても、誠実でいる」
彼女とユーザーに誠実でいてください。 お願いします。
posted by PP at 08:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月30日

のーぶる☆わーくす



のーぶる☆わーくす

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のーぶる☆わーくす:厳選ゲームレビュー
2010年12月30日
メーカー ゆずソフト 発売日 2010/12/24
       
シナリオライター 天宮リツ、北川晴、J・さいろー 原画 こぶいち、むりりん、こもわた遙華
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 C:63.07

「はぅぅ、ゆずソフトさん……フツウですよぉ」
シナリオ
 貧乏少年が、裕福で容姿が瓜二つの病弱少年の影武者をするお話。
ポイントは、セレブな学園生活だけでなく、執事としてもお屋敷で働くあたり。
また、主人公の性格が一般的なギャルゲー汎用鈍感オレオレ主人公なわりに、
影武者状態の時は、礼儀正しい好青年を演じるという器用さが目を見張ります。

 トゥルーはなしで、5人+おまけを攻略可能です。
悪友役の真琴が攻略できないのが痛いといえば痛いです。
全体的には非常に丁寧なシナリオに感じます。 ツボを抑えているし、山も谷もあります。
キャラが期待通りに動いてくれますし、設定も予想通りで裏切りません。(特に灯里ルートのパパ)
おかげで波乱も驚愕もありませんが。
お勧めキャラは瀬奈。 朝っぱらキッツイ下ネタありがとうございます的な、清楚な妄想少女。

 このシナリオの大きなファクターは、当然、影武者であることが周囲にバレるという事ですが、
5人中3人には既にバレてるし、ルートによっては正体完全にスルーだったり、
バレた後の周囲の対応がイマイチなのは珠にキズです。
(バレた直後だけが緩慢な展開であり、ちゃんと話進めれば期待通りの対応になります)

 話自体はこじんまりとしており、内輪で解決、大団円が多く、もったいない印象。
でもそれが、ゆずソフトクオリティ。
要は、社会の中枢に位置するような企業のお話だったりするのに、
(主人公が)それに真っ向から戦いを挑むとか、買収戦争とかするわけではないです。
乗り込むときとか、フツウに正面玄関から大将まで通されてます(笑
個人的に期待していたのは、影武者主人公が、
信頼を勝ち得て、兼元を動かすか味方につけるとか、そんな展開でした。(シンケンジャー的な)
特に言って欲しかった台詞は「兼元はあなたの後ろ盾になるわ」あたり。
主人公に対して、尊敬しているとか、よく働いてくれている、感謝している、という事は聞かされますが、
即拷問・泣かせたら許さない・手は貸さない・この仕事やめてもらいます、発言が多く、
簡単に突き放され、信頼とか一切されてないですよぉ、藤島さん。
グラフィックス
 あいかわらずの、こぶいち・むりりんペアで安定しております。
ただし、立ち絵のクオリティが非常に高いわりに、CG登場回数が極端に少ないため、
一枚絵の画像で一段階ほど評価が下がります。
背景が簡素で書き込まれていないことに加え、立ち絵より陰影と彩色がクッキリしており、
悪い意味でギャルゲー画像になっています。

 こもわた遙華氏の画像は、ユミナ絵に引っ張らてしまって違和感しかありませんでした。
音楽
 OPが榊原さんで、EDが霜月さんですが、特にお二人である必要はなかったように思います。

 BGMはAngelNote製作で、一定クオリティは保たれています。
灯里のメインテーマである恋の爆弾instと、どこでかかったか忘れた鉄の意志の二曲だけは、
頭一つぬきんでているとも思います。
各キャラのメインテーマの曲名の後ろにinst.Verってついてるんですが、
Vocal.Verってあるんですか? とは思いました。
文章(力)
 ベタな割には好印象ではあります。
変態メイドと瀬奈の下ネタにつっこみを入れる主人公は総じて面白かったです。
影武者初日から、既に慇懃な態度で完璧に振舞っているのは、二面性もあっていいのですが、
すっかり人間味が削げ落ちてしまっており、葛藤も苦渋も伝わってきませんでした。
こういうのはやっぱりルルーシュが参考になると思います。

 意外にいいと思ったのが、M&Aや株式について若干の単語説明、授業風景が公開され、
会社の御曹司たちが通う学校であるということに深みを増させたことです。
ほかにも、屋敷でのマナー勉強やダンス練習など、小ネタな知識が入っており、
ライターが若干ながら勉強していることが感じられました。

 整合性は一切取れていません。
瀬奈と灯里が子供の頃から知り合いという設定は破綻していますし、
虎鉄のお嬢に対する意識も食い違いが目立ちます。

 クラス内では、ひなたのみ主人公の正体を知っているため、
ひなた登場後の会話シーンが、クラスの背景画像が一緒で、
周囲に人がいるかいないかユーザーには分からず、「周囲に誰もいないことを確認すると……」
という前フリも何もないため、ひなたとの会話が入ると、シナリオの繋がりがぶっ飛ぶように感じます。
システム
 KiriKiriでここまでできるのか!? と魅せてくれた作品です。

 美麗なインターフェース、余分のないシステム設定、快適なエフェクト効果に、ワイド16:9
さらに、選択肢までジャンプ機能&バックログにバックジャンプ機能
しかも、バックログはオンマウスでCG状態まで擬似ロールバックで一瞬で見れます。

 特別すばらしいと思ったのは、会話中、句読点で立ち絵が変化するため、
一つの台詞でキャラの表情や仕草がコロコロと変わり、見て聞いて飽きない演出になっています。
しかも、シナリオの天宮リツ氏がスクリプト担当なのでチグハグさはありません。
熱中
 お気に入りのキャラクターさえいれば最後までいけます。
共通はさほどの長さではなく、ジャンプ機能アリで快適です。
ただ、共通での様々な選択肢でフラグが立つわりに、個別で恋人になるまでが長く、
なってからが本番というわけでもなく、残りは個別の半分といったところだったので、
共通ルートに選択肢を多数入れるのなら、特有のイベントも用意しておくべきでした。
なぜなら、個別に入ると、学園なら学園、屋敷なら屋敷と、
ただでさえ登場キャラクターが少ない作品なのに、
さらに閉鎖的でキャラの相互関係が薄れていくからです。
総感
 普通っていうなぁ!! と言われても、普通と言わざるおえません。
体験版で高級感あふるると感じましたが、システム面でそう感じただけで、
ゲームのコンセプトであるセレブ感とかはなく、おと僕の方が断然セレブです。

 夏空カナタは奇跡だったのか分かりませんが、今回はゆずソフトさん十八番のキャラゲーであります。
ギャルゲーマーには普通すぎて印象が薄く感じられるはずです。
システムは断然使いやすく昇華されたので、そろそろ独自エンジン開発して欲しいですね。
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2010年12月25日

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生



ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生:厳選ゲームレビュー
2010年12月25日
メーカー スパイク 発売日 2010/11/25
       
シナリオライター 小高和剛 原画 小松崎類
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 C:64.61

「ドラえもんクマーーー」
シナリオ
 閉鎖空間の殺人もの。 その舞台が学園であるということ。
単純に、窓や出口がコンクリとネジ(?)で打ち付けられている、物理的なもの。
オーガさんなら指先一つで穴あけられそうだよね、とか、だがそんなの関係ねぇ。

 目を見張るべき点は、15人の奇抜なキャラクターと、残虐な殺人・おしおきシーン
そして、なぜ学園内に閉じ込められているのか、ドラえもんの正体とは? などなど。
特に、物語の主軸である、「閉じ込められたわけ」が、エンディングでしか明かされず、
伏線がちょくちょく挿入されるため、一本道で非常にのめり込みやすい。

 本当に、素晴らしいと思ったのが、15人ものキャラクターが一瞬で覚えられるという、
テンプレートの模範的使用方法を提示してくれたことです。
超高校級を頭文字に、「野球選手」「アイドル」「風紀委員」「暴走族」「格闘家」「文学少女」、
といった、二つ名がキャラクターごとに存在し、言動や風貌もそれにそっており、
名や性格ではなく、代名詞でキャラで覚える→名前も自然に覚えてしまう。
これが、ゲーム開始10分程度のことなのが驚きです。

 シナリオの内実ですが、極端な話、真面目に考察してはいけないレベルではあります。
閉鎖空間特有の、食物問題は、「自動で厨房にあふれる」とか夢設定ですし、
電力や水道といった、最低限の要素ですら無説明です。
エンディングは噂通り賛否両論、……私は丸投げに感じたので2点にしましたが。
非常に大雑把な内容であるため、中高生向けに感じます。 誰にでも描けるそんな夢背景。
ただし本作品はCERO:Dの17歳以上がプレイ対象。

 しかし、展開は、おいしさと惜しさが混同している展開で、
15人のキャラクターたちを、ユーザーの期待通りに料理しなかったことで、
「ね? ね? 驚いたでしょ?」 って投げかけられているみたいで愕然としました。
ただ、その副作用として、作品に影を落とし、類を見ない混沌とした雰囲気がでており、
延々と続くおどろおどろしさに吸い込まれるようにプレイできます。

 まぁ、正直な話、小高氏が、この雰囲気を崩さず、
外堀を、現実的に真面目に埋めており、キャラクターの背景をキッチリ補完していたなら、
5点でも良かったと思います。
グラフィックス
 小松崎類氏の描く、15人のキャラクターのセンスはずば抜けており、
コンシューマーオリジナルADVとしても、非常にCG数が多く、作中では隙がありません。
塗りを除けば、huke氏の絵に通じるものがありますが、
作画はブレていないし、構成も四肢も安定しているし、ピンクの血の雰囲気が抜群だし、
立ち絵も多種多様に変化するし、書き下ろしと遜色ないため、
製作現場に参加している原画さんの実力を垣間見れます。

 クライマックス推理のマンガコマは、簡易なものの、フルカラーで大量に描かれており
逆転裁判や、采配のゆくえ、にはなかったオリジナリティ溢れる仕様で感心しました。

 しかしながら、おしおきムービーなどを見た後や、とらドラPプレイ済みだと、
AFでぬるぬる動いてほしかったです。
音楽
 EDがシンジ君熱唱でワロタ……でした。
このあたりは終始ダークな曲が多く、メインテーマのダンガンロンパも、入り方は絶妙ですが、
サビまで長かったりするので、逆転裁判の追求のような、
即ハイテンションになることができず、目を見張る部分はありませんでした。
(サントラが特典なのも問題です)
文章(力)
 キャラクター描写をテンプレ化したおかげで、非常に読みやすく、把握しやい。
殺人やトリックは、及第点といえるレベルではあるものの、解決編のゲーム部分が簡単なため、
トリック自体も一蹴されてしまうのはライターの不幸ではありました。

 問題は、キャラがテンプレなら、キャラ背景もテンプレかつ簡素であり、
メインにあたる15人以外に登場人物がいないため、個人個人の掘り下げが曖昧です。
そう感じてしまったのは、ゲーム内で、キャラクター個別イベントを選択できるため、
(いわゆるサモンナイトの夜会話)
4〜5回で背景回収は無理ある上、他愛もない話になったりと、
シナリオ上で回収されるキャラクターが極僅かなのが、ここでも仇になっています。

 15人の会話や、裁判シーンは、かなり凝っており、ライターの苦労が分からない自然な作りです。
(15人もいるから、誰が空気とか、誰が意味不明だとか、ユーザーが考える余地が少ないのもある)
キャラクターが入れ替わり立ち代りポンポン発言して、違和感がないのは優れた部分です。

 小高氏自身は、シナリオ根本をおまけで書いていたように感じます。
土台を適当にくみ上げ、テンプレキャラを放流し、殺人ゲームをさせた。
トリック部分だけ穴がないように作りこみ、掛け合いを重点にした、そんな感じです。
(それが悪くも私には合わなかったですし、ライターの努力が一切見られない土台でしたし、
とんでもシステムの説明とか、真犯人にそんなのどうでもいいでしょ、って言わせてる)
特に、ネタ要素でもある残虐なおしおきムービーは真面目に考えると吐き気を催します。

 17禁のためか、ギリギリの下ネタが結構な頻度で入り、内容も似通っており辟易しました。
システム
 コンシューマーのオリジナルADVとしては、非常に良くできています
私のような、ギャルゲーマーは、比較対象がギャルゲーのため、
KIDや戯画やageやすたじお緑茶とか、そんな高品質なシステムインターフェースを期待します。
しかし、コンシューマーの開発側は、そんなユーザーの視点は持ってませんし、
プレイもしていなければ、目指すべき点も違うため、できて来るのは、
たいていが、ギャルゲーユーザーが手放しで酷評するようなADVシステムです。
(移植作品作ってる会社は違いますが)
バックログがなかったり、未読スキップできなかったり、文章速度が変更できなかったり、
音声再生中はBGMの音量が下がらなかったり、小さいPSP画面にセーブタブとか常時表示だったり、
ギャルゲーユーザーからみたコンシューマーADVには、そんなのが日常茶飯事、確定要素です。
特に、アクションの合間のADVとか、シミュレーションの合間のADVとか、が色濃く出ており、
そういうのはオプションすらありませんから。

 それで、本題の、ダンガンロンパのADVシステムですが、
途中からバックログ解禁は愛嬌か何かだったんでしょうが、
演出とインターフェース部分に関しては、
一般的なギャルゲーを凌駕しており、一歩先行く美麗さです
(最近の中では、演出だけは戦場のヴァルキュリア2のADV部分が二歩ぐらい先行ってましたが)
洗練されたビジュアルインターフェースに、3Dの奥行きを使った演出にムービー、
基本的な会話シーンも高速な立ち絵表示変更で種類も豊富で飽きません。

 探査パートは相変わらずの、コマンド総当り的な私の嫌いなシステムですが、
スキル「観察眼」により、調べられる点が表示され、
調査ポイントの凝縮も相まって異様な快適さです。 しかも擬似3D。
ほかの総当りコマンド作ってる会社もコレを見習ってください
(ただ、デフォ能力じゃなく、霧切の初回イベントで入手なので、見落とす可能性大)

 裁判シーンの、フルボイスノンストップ議論は、本当に逆転裁判のオマージュですが、
ガンアクションをいれたり、フルボイス化することによるリアルタイム演習で差が出ました。

 裁判中の、閃きアナグラムとマシンガントークバトルは、
いきなりクイズゲー&音ゲーに視点がぶっ飛ぶのでない方が良かったです。

 クライマックス推理は、ベタ褒めしたいほどのデキではありますが、
マンガのコマが小さすぎて何が何だか分からないものが多く、
アイコンの丸枠ではなく、もう少し大きくしていただけていれば完璧でした。
(ヒントで確認できるのでさほど困りません)

 3Dの学内を、一人称視点で自由に探索できる上、マップ移動が簡易に行える配慮もあって、
アトラスさん負けてますよ……と言わざるおえませんでした。
熱中
 当初は風呂プレイでしたが、結局風呂出てからもプレイしちゃったゲームです。
ゲームは一本道なので、大体15〜20時間あたりでクリアできますが、
快適にプレイでき、なおかつ、伏線「だけは」ユーザーの心をくすぐる物でしたので一気にいけました。
この熱中の部分だけは5点確定でしょう。

 大山のぶ代さんの、声優復帰作品として話題となっていましたが、
ほかの15人も豪華声優陣かつ若手有名声優陣が多く、絢爛豪華。
代償として、有名すぎるが上に、代表キャラクターが脳内で再生されます。
(シンジ君とか、ユーリ・ローウェルとか、ゼロスとか、ゾロとか、ウザクとか、工藤新一とか、
真紅とか、夏美ぃとか、西野つかさとか)
あと、某キャラの秘密が声で一瞬で分かりました。

 問題は、パートボイスかつ、ADV部分は台詞音声一切なし。(掛け声のみ)
裁判パートのみフルボイスなのは愕然としました。
PSPの紙芝居系は基本的にフルボイスのためなおさら。
総感
 普通に売れていいと思わせてくれるゲームです。
ADVとしても、推理ADVとしても、そつがなく、テイストが一風変わっており、
ゲームとして面白いとユーザーを唸らせるだけの素材が揃いに揃っています。
広報が売り方を失敗している感がありますが、20代に口コミで広がりそうです。
(モンハンの前に発売したのも痛手だったでしょうに)

 ただ、勘違いしてはいけないのですが、キャラクター目当ての方は避けるべきです。
サブタイトルにあるように、「希望」と「絶望」がテーマで、
作中のほとんどの時間が絶望に占められており、率直に言うと、気持ちの悪い作品です、
いい意味でも、悪い意味でも、終わり方も。

 中高生が喜びそうだけど、発想的には中高生的でない殺しのイベント系列や、
某BADエンディングの衝撃のCG等、ニッチすぎて、サッチもいかない感じ。
CERO:D も明らかに足枷であり、対象年齢を落とすか、18禁CERO:Zにすべきでした。
こういうのは非エロの18禁でやってこそ光ると心底思いました。
逆転裁判とは間逆のことをやってのけていると思います。(あれは全年齢層が対象という万能ゲー)

 同時期にやっていた、デュラララとか零の軌跡とか、パスチャとかファントムブレイブとかより、
全然遊びやすい上、ADVとして機能しており、ギャルゲーユーザーも安心して楽しめます。
posted by PP at 10:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

キサラギGOLD★STAR



キサラギGOLD★STAR

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下記は、新サイトのものをコピー&ペーストし、確認できるようにしたものです。
CSSの関係でうまく表示されておりませんので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

キサラギGOLD★STAR:厳選ゲームレビュー
2010年11月12日
メーカー SAGA PLANETS 発売日 2010/10/29
       
シナリオライター 新島夕、若瀬諒、姫ノ木あく 原画 ほんたにかなえ、とらのすけ、ちまろ、有末つかさ、kaya8
キサラギGOLD★STAR
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:58.46

「ぱぱらー♪ ぎゃおぎゃお♪」
シナリオ
 名作になりそこねた、と思わせてくれるくらいには面白かったが、
全体で見るとそつがありすぎて非常に評価に困ります。

 体験版のインプレッションは、幼馴染のドタバタラブコメディでしたが、
作品自体は、主軸を御伽と月に置く一貫性のあるシナリオ
ただし、個別で大いにバラけます。 整合性は取れていますが、伏線がルート限定だったりします。

 CGがほとんど登場しないトゥルールートが存在し、意外に感慨深い。 内容はおまけ的に軽め。
どうして最後で力抜いたし・・・・・・
また、サブキャラルートも完全におまけ扱いですが、攻略できるので良心的です。
ただし、ツンデレの先生は攻略できません。
ルート攻略後、主人公の才能が芽生える選択肢が追加されるが、
それをもっと活かしたシナリオなら感動を誘えたのではなかろうか。

以下キャラクタールート分類まとめ
【翼】【命】【それに連なるサブキャラ】
 根幹に関わらないストーリーのため浮いた印象が強いです。
特に、幼馴染の関係性が希薄になりやすく、付き合った瞬間に驚かれる程度なのが残念。
キャラに萌えられなければ厳しいでしょうが、共にCGが高品質で、翼のキャラが優秀。

【いちか】【某あいつら】
 文と絵だけ追っていると、完全に置いてきぼりです。
シナリオも絵も 完 全 に ギ ャ グ だから。
シリアスについていけず投げかけました。

【沙弥】
 シリアスもギャグもバランスが取れており、作中のルートの中では優秀。
幼馴染の連携や協力も見て取れて、ほとんどコレが本編トゥルー。
問題は声とラストのぶっ飛び感だが、前者は慣れたというか味があるように聞こえてきました。
後者で減点だが、まぁ、そういう作品ということです。 完
グラフィックス
  竹刀がバナナやん!

 いちかルートはそんな感じです。 いや、ホントあのしなり具合と短さときたら。
二刀以外の竹刀って、長さが規定されているのでありえません。(真実)
演出の関係上面は被っていないとか、真顔でいうなw
まさかの隊長剣士が、左手前なんですけどw

 真相は、"原 画" が5人体制だったこと。
ほんたにかなえ(沙耶・翼)、とらのすけ(命)、ちまろ(いちか)、有末つかさ、kaya8なわけですが、
非常に珍しい組み合わせで、グラフィッカー抜きの、書き下ろしの画・色使いが統制的で、
世界観を壊さない選抜組みでした。
いちか担当のちまろさんが問題だったかといわれれば、立ち絵に関してはそうでしょうが、
キャラ原画以外の小物はグラフィッカーさんが描いていたのでは?
サブとかいいながら有末さんが描いてたとか?

 おかげさまで、いちかルートは、シナリオのコメディ路線と相まって ( Д ) ゜ ゜
奈々子ルートの主人公の顔のデカさに吹きました。 ホントにほんたにさんかよ・・・・・・。
まぶたで判断できるようになりました。

 共通ルートで、唯一の書き下ろしスケッチが見れますが、
とらのすけいちかちゃんマジ天使でした。

 昨今の作品には珍しく、幼馴染の両親の立ち絵・CGがルート限定で解禁。
しかし、重要なキャラクターであるはずの、主人公の家族や瞳の家族が、
トゥルールートで登場しなかったのは、力尽きたんだろうな・・・・・・と思わせてくれました。
音楽
  名作になれなかったと思った理由は、この項目が大きいです。
ぶっちゃけ、歌に関しては精神汚染率120%の名曲揃いです。
が、しかし、この作品は、魅せ場一つ一つに歌という要素が非常に絡んでおり、
作中の挿入歌は最低でも5曲は必要だったと感じました。
ぶっちゃけ、歌の必要性から見ると、マクロス-月面の愛ぱぱらってますか-、ぐらいには必要でした。

 ここで新曲を!! な瞬間が、as always piano verだったり、
羽音(as always piano arrange)でまんねり気味です。
最も重要なシーンの、俺の歌を聴けはカッコいい音楽でしたが、
テンション的には、狼男が恋をしたの男性ボーカルVerが最良でした。
ライバル楽曲も欲しかったです。

 ぱぱらーのおかげでこのゲームを購入したといっても過言ではありません。
最強の電波コーラス。 頭から離れません。
狼男が恋をしたも、センスあふれすぎてて脳汁でます。
しかもシナリオバックグラウンドとギャオ伏線とあの声で浸透率が異常。
文章(力)
 共通といちかと沙弥とトゥルーが新島夕さん。
命と同ルートサブが若瀬諒。
翼と同ルートサブが姫ノ木あくさん。

 翼と命ルートはこじんまりとしており閉鎖的で特筆すべき点がない。
翼のキャラは潜在能力があったにもかかわらず、姫ノ木さんに黙殺されました。

 共通→いちか&沙弥は、失笑しました。 主人公が実に面白い。
変態紳士の名を欲しいままにする、シスコン変態万能型。
いちかサブルートやら、トゥルーやら、おいしいとこ取りのキャラ絵ありきの愛い奴。

 全体としては、トゥルーが後付けっぽく感じました。(新聞や沙弥の告白から)
また、兵部という男友達は珍しい性格で、立ち絵有りだったのに全く活躍しなかったのが残念。
瞳と命は、ブラック翼の内実を知っているが、翼ルートのみ協力的なのは違和感大。

【いちか】
 いちかの可愛さ全開ですが、ちょっと変態が足りなかった。 でもシスコンクオリティが凄い。
選択肢の反応も面白く、全部選ばせてくれます。
あっさり気味のまとめも幼馴染度に貢献しており、安定感があるものの、ラストが唐突すぎ。
クリア後は、完全にギャグキャラ扱いとなるが、新島夕さんのやりたい事が十分に伝わってきたので、
いちかちゃんヒロイン役じゃなくて無念と思いました。 でもいい仕事しました。

【沙弥】
 前予想の翼をぶっちぎった、キサラギ萌え姫。
キスのくだりとか、尻文字のイベントとか、新島夕さん天才すぎるw
そのラブコメ、ていうか変態コメディは、あの声と相まって恐ろしい破壊力を持ちます。
ぶっちゃけ、シリアスぜんぜんいりませんって思ったほどに、ラブコメが長く面白い。
周りの反応もきっちり描かれており囃してくれます、ニヤニヤ(゚∀゚)
ギャオがお見事、歌がお見事、キャラがお見事、イベントもお見事。
この文章読むためだけにこの作品買っても損はしません。
ただ、センスセンス言い過ぎなのは世界観ぶち壊しでス。
システム
 ワイド対応なものの、最低限の機能しか揃っておらず、
ショートカットキーや、スクロールでのエフェクトカットができないのが厳しい。

 音声に関しては一日の長があるらしく、フェード音声の詳細設定や時短再生があります。

 プロローグスキップ機能付なのに、トゥルーフラグがプロローグ読みという、天邪鬼なフラグ。
熱中
 トゥルー前提条件が、サブ含め全キャラクター攻略のため、
最初にいちかクリア後は惰性でプレイしておりましたが、
最後までとっておいた沙弥がおいしく、巻きかえました。
いちかちゃんも、そういう立ち位置のキャラだと納得でき、トゥルーへも苦笑いしながら入れます。

 音声の音割れが酷く、翼の甲高い声は割れまくっており絶望しました。

 沙弥の中の人は初主演なのかな?
聞き始めは、棒読み・・・・・・だと・・・・・・状態でしたが、
キャラと文章に救われ、一気にアイドル候補生に。 今後に期待です。
総感
 本当に惜しい作品。
肉付けさえ間違わなければ、名作に名を連ねたと思います。
キャベツならまだしも、月とファンタジーは、現代では干渉しまくりで破綻しています。
ただ、新島夕さんの遊びが見て取れ、シナリオに大いに影響したことを考えると、
シリアスと笑いが分けられなかった作品でもあり、やはりこの落ち着け方が無難だったのか。
(まぁファンにはなったわけですが)

 とにかく、コメディが爽快で萌えながら笑えるので、そういった長所を楽しむべきでしょう。
シリアス面は、おまけととらえておくとプレイ後スッキリ。

 幼馴染を前面に押し出したギャルゲーというと、
最近では、マジコイリトルバスターズが挙げられ、私はそれに期待していましたが、
ほとんど主人公の相関に集約しており、幼馴染らしい絆が感じられなかったので見当違いでした。
本編では簡単に流されていますが、特待生制度を利用して、主人公の学校へ編入した幼馴染たちは、
今の生活捨てても二見の傍にいようと思っていたわけで、
そういった友情の描写を色濃くしていけば心動かされました。
posted by PP at 04:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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