2008年04月21日

英雄伝説「空の軌跡SC」PSP版

英雄伝説「空の軌跡SC」PSP版
英雄伝説「空の軌跡SC」PSP版
メーカー 日本ファルコム発売日 2007/09/27
シナリオライター 竹入久喜、佐藤広隆、他 原画 長尾一樹、他多数
空の軌跡SC

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
3 3 5 2 2 3 3
総評 C 60

一言で締めるのコーナー
「ヨシュアを墜とすゲームだと思っていた」
※FCプレイ必須。FCプレイ後前提のレビューですがFCのネタバレは控えめ

以下詳細レビュー
シナリオ 3点
 全然、「完」、になってないので内容は置いておいて余談から入りますが、
何故RPGなのにここでレビューしているかというと、
私はこのゲームに、これ↓の瞬間を期待していたわけです。

空の軌跡SC ←これ

 さて、さらにスルーして内容に入りますが、
執行者登場後の展開がいまいち、の一言。
もうさながら、四天王顔見せ→まだ決着の時じゃない→ここは退いておいてやる、のループ集。
またあの人が良いトコ取りですよ、勘弁してください。

 世界観自体は非常に良くできており、リベールと帝国間のお話、
特に、帝国は一枚岩ではない+オリビエの魅せ方はSCの中でも随一であると思うが、
帝国編は含まれておりません。ご了承ください。

 SCのストーリー路線としては、正遊撃士となった主人公が力をつけてゆき、
国を巡回して情報を集めて、《身喰らう蛇》を倒して、
「ヨシュアを、どう攻略するか」のはずだったのだが、
・・・・・・・・・・・・・アレ?

 なんか、この設定勝ちゲー・語らないゲー、って、ガンパレを彷彿とさせますね

グラフィック 3点
 椎名さんが書いているのはパッケージイラストだけです。
個人的に言えば、椎名さんは巧すぎて、ゲーム内画像とのギャップに苦しまされます(ユーザーが)
特に(旧作)パケ絵の、エステルが両手を広げて回ってる(?)が、あまりにゲーム内画像とかけ離れていて、
困惑した方も多いはず。
実際のゲーム内画像は、結構萌え寄りで、萌エステル化(幼少時)してたり。

 2Dキャラ画は前作の流用が多く、原画のデキのバラつきが激しいです。
3Dは、流用されてるの前作まんまですが、テクスチャがデフォルメ化しすぎです。
とにかく、キャラクターが、八方向に動けるドラクエYレベルで、
視点回転を取り入れたがために、背景一様のクオリティには遠く及びません。
キャラの二頭身に合わせた世界観になってしまっているのもマイナスか。
非常にこじんまりとした印象を受けてしまう。

音楽 5点

語ることはございません

文章(力) 2点
 「あんですって〜〜!!」
と、関西弁や外来語を抑えるだけで、ファンタジーとして及第点になったと思います。
これらのおかげで(ツインテール)エステルの魅力が7割減です。

 本当にこの点だけはライターを責めざるおえなく、ファンタジーRPGなのに、
日本特有の方言やカナ文字外来語を並べ立てるんです。
私個人の価値観なのかもしれませんが、「なんちゃって」感を主題に盛り込んだ、
脚色異色RPGなら分かりますよ。 「遊び心」だと分かりますから。
でもね、空の奇跡は、正統派RPGで、設定も凝っているし、「本気」が感じられるんです。
そこで、この出鼻を挫く気満々の文章……。
キャラ立てしたいのは分かりますが、そこをライターの語彙力で徹底して欲しかったです。

システム 2点
 簡単に言うと、アーク2のギルドシステムと、FFZのマテリアシステムを足したようなもの。
マテリア=クオーツ、ギルド=遊撃士協会。
アーク2ほどではないが、サブシナリオとしての遊撃士の仕事が面倒くさい。
クオーツは、キャラ毎にスロット性能に優劣があり、明らかにオリビエの(アーツとスピード)が強い。

 戦闘は、アクションタイムバトル。
ゼノサーガ1のシステムに非常に近い、ターンボーナス+割り込みバトル。
SCでは協力割り込みが可能になって、CPが有効に使えるようになった。

 戦闘バランスはあまりよくないと思います、ね。
まず、敵のほとんどが、全ての状態異常無効付き。
前作で猛威を振るった100%混乱技が、4倍消費+詠唱時間増大にもかかわらず無効化される始末。
味方は、一撃必殺や石化、睡眠、混乱、とやられ放題。
ただ、SCではスピードダウン耐性の敵が少なく、ずっと俺のターンができるのが救い。

 また、今作も前作同様、固定メンバーが後半につれて多くなる。
レベル上げとクオーツ集めが容易になったものの、やはり器用貧乏が固定メンバーだと厳しい・・・、ヨシュアは別格だが。
特に、八章のやり込み時に、オリビエが離脱中というのが一番痛い。

 ディスク二枚化により、最低三回の交換が必要。
その他、「空の軌跡」なのに前作同様歩いて周る章があったりと、移動手段が際どい。
しかし、歩行移動スピードはそれなりだし、敵接触無効も容易に手に入る、フィールド音楽も良い。

 全体の印象としては、
非常に古臭く感じてしまうシステム。
もう少しユーザービリティを優先して欲しかったです。

熱中度 3点
 私は四章終盤で投げたあと、『空を見上げて』購入。
表紙にウキウキしながら終章まで。

 後半、四天王のテンプレート的な行動や、ボクっ子の邪魔っぷりや、
メインテーマのアレンジばかりでかなりマンネリ化しましたが、
シャインニングポム(はぐれメタル)のランダム出現化のおかげ、遊撃の仕事、全スルーでいけました。

ストーリーだけを追って、およそ30時間。

余韻度 3点
 とりあえず、求めていたシーンは見れたので良しとしましょう。
関西弁のアイツや父親はどうでもいいや。

 空の軌跡自体は完結したのか、してないのか、良く分からないまま了。
3rdは外伝らしいですし。

総評 C
 隠し感想として、何故このゲームは18禁じゃなかったのだろうか、というのがありますね。
というか、過去ストーリー、ほとんど18禁仕様なんですが(汗

 王道系のストーリーというより、あえて曲げて作った準王道系(未完)
今作でも、前作でも、非常に印象的に使われる、エステル代名詞。「お日様みたいに眩しかった君」
このクサさを感じてテレテレ(エステルと同調)するだけでもプレイの価値有り。
アスナさんとか言わないように。

 私事:  英雄伝説は空の軌跡が初めて。 檻歌は途中で投げましたし。
FCをプレイした人間は、SCをやらずにいられない、そんなFCのラストに感化されてのSCプレイです、もちろん。
バトルボイスしかないので、斎賀ヨシュアや子安オリビエ、緑川レーヴェに稲田ジンが全然楽しめません。
あの容量なんですからフルボイス化して欲しかったです。
巷でも好評のfalcom音楽、歴史に残る名曲が収録されているのでFCだけでもプレイ有。
サントラ買うならスーパーアレンジバージョンがお勧め。OSTならSC版を。
3rdは確かにCry for meが良すぎるが。


posted by PP at 06:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。