2008年03月23日

TIME HOLLOW -奪われた過去を求めて-

TIME HOLLOW -奪われた過去を求めて-
TIME HOLLOW -奪われた過去を求めて-
メーカー コナミ発売日 2008/03/19
シナリオライター 河野純子×秦建日子 原画 内山紳介
time hollow

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
2 4 4 3 4 5 3
総評 C 66

一言で締めるのコーナー
「クオリティ=(鑑賞数/プレイ時間)」

以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 間違いなく脚本は河野さん。
『シャドウ・オブ・メモリーズ』なんてマイナーゲームをやった事がある方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、
前者は"過去を変えて自分を救うゲー"、今作は"過去を変えて他の皆を救うゲー"。

 極端な話、さっくり死にすぎです(ぁ
シャドウでもそうでしたが、死が蔓延してワゴンセール状態。
もちろん過去改変における、動機の強さとインパクトに特化しますが、
その分新鮮さが急激に減っていき、作業的な感覚に陥ります。
全年齢対象+DSソフトであるためか、『不幸』のバリエーションが少ないのも問題か。

 『ホロウペンなるもので過去に干渉し、過去を改変することができるが回数制限有りな主人公』
という設定を許せるならばとりあえず楽しめます。
何故過去に干渉できるのか、とか、ホロウペンはどういう存在なのか、とか、そんな設定は一切ありません。
ただ、そこにあるべくしてあって、科学的論拠も説明も一切ない。
12RIVENプレイ後だからそう感じるわけですがね・・・。
魔法のブリザド打つのに理由なんて考えないのがゲーム体系ですし。

 シナリオのボリューム不足が問題です。約5時間で終わります。
そのため、キャラクターは特に立っていなく、伏線ありありなキャラも結構スルー気味で終わります。
逆鬼師匠そっくりなおじさんだけはカッコいいです。

グラフィック 4点
 
全速力で駆け抜けた超クオリティ。

 ほぼ全てのシーンがCG一枚絵書き下ろしで、立ち絵、というよりかはバストアップで話が進む事が少ない。
逆裁のようにアニメちっくな動作がない代わり、書き下ろしている数が圧倒的。
また、フルアニメーションによるOPやイベントシーン多数。
これまたAIC A.S.T.AとAIC+によるハイクオリティアニメ。
DSでここまでやりますか(汗。

 問題は、ボリューム不足であったからできた全速力、といった所か。
プレイ時間内に見れたグラフィック数が類を見ない量であったのは、総プレイ時間が少なかったからである。
それでも積み込みばんざーい、なクオリティでしたが。

音楽 4点
 CUBEチームによるBGM、OPのmouse&海外バンドオーケストラ、EDの伊藤由奈。
既にOPのシーンで盛り上がり絶頂。

文章(力) 3点
 普通です。・・・おじさんカッコ良いです。

 キャラネームが数字を含む苗字で分かりやすさを狙ったのか、ネタなのか・・・・
逆裁をパロッたような描写はないので、本質的なネタだったのか・・・。

 ボリューム不足に伴い、キャラの掘り下げがないのが問題です。
友人らは粗だけが目立ち、敵は徹底して悪党ですし、他の人は事件要員。
画が良すぎたために彼らに何かしらの期待をしてしまいました。

システム 4点
 ユーザーインターフェースとレスポンスの良いシステム。
タッチペン操作もワンタッチで任意のデータを閲覧でき、ボタン操作も完備。
文章送り速度は変更できないものの、右利きは↓ボタンで送りができるのでプレイしやすい。

 ゲーム性はどうということはなく、 YU-NOやEVE的な全選択型をタッチペンで。
集めた情報を元に過去に干渉して閉じる。それだけ。
ただ、全選択型のような面倒くささはほとんどなく、いける場所も調べる場所も少なく、ストーリーに沿ってサクサク進める。
難易度とプレイ時間はYU-NOの1/20ぐらい。

 ホロウペンによる、タッチ操作が売りというわけでもないので、ただ丸を描いて穴をあけるだけ。
回数制限はあるが失敗することはほとんどありません。

熱中度 5点
 いやいや、熱中度はかなりのものです。
ハイクオリティな画像・過去改変による人間関係の変化・所々フラッシュバックする次章への伏線・予定調和な目指すべき未来。
最期まで一気に突っ走りたくなる魅力、いや、魅せ方が満載です。

 ただ、突っ走っている途中でいきなりゴールテープを切っちゃった・・・的に終わりますが。
その分、充実して楽しめたということで良いですかね。

余韻度 3点
 いやはや、DSはこういうゲームをボリューム追加で出すべきでしょうね。
2Dの演出・クオリティの高さを保持できる解像度とハードポテンシャル。
無理に3Dに頼ったり、2画面タッチフルにしなくても。

 逆裁しかりですが、ADVだけど子供向け、逆転劇ありの盛り上がり。
大衆向けのエンターテイメントにうってつけです。

総評 C
 そのクオリティの高さとボリュームのなさ、アニメちっくな表紙に、ADVというジャンル。
正直に言えば、このゲーム、販売数が伸びることはないでしょう。
マイナーゲー確定、ワゴン行きを買うのが良策です。
制作費は物凄いかかってそうなんですがね・・・・・・。

 私だって、公式HPで河野さんが脚本やってると見なければ店頭で見向きもしませんでした。
バンガイオーと二択な雰囲気でしたが、シューティングをあまりやらない私はこちらで正解か。

 タイムホロウ2に期待大



posted by PP at 14:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
PPさん、はじめまして。
記事コメントとは直接関係無いので、ルール違反かもしれませんので、先にお詫び致します。スイマセン。

突然なのですが、
戦乙女ヴァリキリー2 「主よ、淫らな私をお許しください……」
この作品について、是非レビュー・評価をお願いします。
個人的には初めての18禁エロゲーなのですが・・・。
悪くなかった気がします。

単なるエロゲー・鬼畜ゲーと思いきや、個人的にはラブコメゲーだったのか!?
と思っています。

もっと面白いエロゲーが無いか探していたところ、ここのプログに辿り着きました。
かなりのエロゲーをこなしてこられたPPさんなら、どう評価するのだろうと興味がありました。
厳選ゲームレビューなので、プレイされても掲載が無いだけかもしれませんが・・・・。
(評価が悪い場合でも、良い場合でも)評価宜しくお願い致します。
Posted by 哲郎 at 2008年04月06日 10:50
>>哲郎
 いえ、プレイの範疇にないソフトなので積んでもいませんでした(苦笑

 検討しておきます。
Posted by 管理人 at 2008年04月06日 18:11
一週目はとても熱中させられましたが、
二週目はとても笑わされました。
Posted by Richard at 2008年05月05日 23:41
>>Richard
違う意味で( Д ) ' '
Posted by 管理人 at 2008年05月06日 09:06
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