さくらシュトラッセ | メーカー | ぱれっと | 発売日 | 2008/01/25 |
シナリオライター | NYAON | 原画 | くすくす |

レビュー | ||||||
シナリオ | グラフィックス | 音楽 | 文章(力) | システム | 熱中度 | 余韻度 |
2点 | 4点 | 4点 | 3点 | 4点 | 3点 | 2点 |
総評
D:
56
|
一言で締めるのコーナー
「撲殺天使マリーちゃん^^」
「撲殺天使マリーちゃん^^」
以下詳細レビュー
シナリオ 2点 |
重点は萌えと恋愛模様でした。
ファンタジー要素がメインヒロインへの好感度を極小させる要素になっていて残念に思った。
グラフィック 4点 |
後姿完備、デフォルメ画多数、「無駄にムービー」と総じても高レベル。
音楽 4点 |
戦闘区域が意外にもいい戦闘メロディーだが、こんな壮大なRPGバトル曲を使えるシーンがないというのが惜しい。
ボーカル曲は全4曲。
(毎回だが)WHITE-LIPSの唄うLittle Riddleが個人的に○。
しかしゆずれない願いのサビに聞こえる。
文章(力) 3点 |
料理店の知識具合は、本人がゲーム内で明言しているように、そういった要素は(このゲームを)楽しむためには必要ない事、だそうです。
心の機微を捉える描写が減り、キャラクターの属性が各々顕著になった印象を受ける。
また、ギャグで流してしまっているので痛々しく見えないが、主人公の扱いが本当に酷いので注意が必要。
マリーは(ネタバレ自粛)、家族は主人公を(無条件に)信頼していなく、幼馴染には簡単に見放されます。
座右の銘すら皮肉に使われる始末。
その要因を作りしメインヒロインことマリーを好きになれるかどうかが勝負の分かれ目。
システム 4点 |
クイックロード欄が多いが実際は一番上しか使われていない? 通常のセーブデータと混同しやすい。
一撃セーブはクイックしかできなく、通常セーブは右クリック後しかできないのが良く分からない。
特筆すべきはBGM鑑賞のシステムであり、プレイリストを自分で作って再生が可能。
リストループも自由自在。Shiftクリックで複数選択可能と使いやすかったです。
システムボイスはオールキャスト。初期設定はランダムなのだが、ヒカルさんしか出ないのですが(笑
スキップ能力は普通だが、キャライベ選択型のため、最初の選択肢でセーブしておけばスキップはほとんど使用しない。
しかしフラグ管理は煩雑。
イベント選択での分岐は共通シーンが少なくなって(ユーザーにとって)良いこと尽くめだが、開発側はシナリオの通しが難しい。
それをやってのけたのが戯画だったわけだが。
熱中度 3点 |
共通シーンがほとんどないためある程度のやる気は保たれるが、主人公が不憫でしょうがない。
メインヒロインのマリーを、私はとてもではないが許せませんでした。
余韻度 2点 |
キャラクター自体は性格が一貫しているし可愛らしいのですが・・・・
おかげ現実味が完全にぶっとび、ギャグ要素強めのためシリアスシーンに入り込めないのがマイナス。
総評D |
NYAON&くすくすコンビが著明になったせいか、幅広い層にウケるようキャラ重視になりました。
ギャルゲーとして必要な要素は抑えられている王道萌えゲー。
音楽も画もいいのでお勧め・・・・・・できませんねぇ。