2007年09月05日

リトルバスターズ!

リトルバスターズ!
リトルバスターズ!
メーカー Key 発売日 2007/7/27
シナリオライター 麻枝准、樫田レオ、都乃河勇人、城桐央 原画 樋上いたる、Na-Ga
リトルバスターズ!

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
2 4 4 4 4 4 5
総評 B 74

一言で締めるのコーナー
「リトルバスターズ!最高っ!」


以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 確かに面白かったのだが、総じて見ると素晴らしいとは思えない
まぁ何故かと問われたら、鈴という少女を根幹に置いた事と(後述)
周回プレイ必須なのにさほど代わり映えがしなかったというところか
 また、CLANNADよろしく、true前座を描ききったら4点だったろう
しかし今回は前座も中途半端で終わってしまったのがいただけない
ネタばれする気はないので自粛するが、やはり前座その後が非常に気になる内容だった
 各所で言われている個別ルートの是非だが、まぁせっかくなのでキャラ別レビューで
※ちなみに順番は公式HPの順ですよ(笑
理樹…主人公。Key初(?)の僕っ子、スタンダード主人公
精神崩壊してない主人公なので実に普通です良い味出してます
成長具合もかなりのもので、根が強い人間で共感しやすい
恭介ヒロイン。Vc.緑川 光
途中で好感度MAXだと気付かせてくれる(笑
今までのKeyの作品の主人公の壊れてる部分を排除した感じのナイスガイ
声が緑川光(あまりに有名どころなので)でなければさらなる感動を引き寄せただろう
真人メインヒロイン。Vc.神奈 延年
最初から好感度MAX(笑。 愛すべき筋肉馬鹿。 ボケ担当
筋肉♪筋肉〜♪
謙吾真・ヒロイン。Vc.織田 優成
2周目から好感度MAX。 この最高の幼馴染度はプレイしないと分からない

神北(かみきた)小毬(こまり)…サブヒロイン、実はVc.まきいづみ
最初聞いたときは、似てるなぁ、程度で確信が持てなかった
属性は天然。 ある程度自然な天然(どんなやねん)なので問題ない、今までのKeyと比べたら案外普通
鈴(りん)…true要員。 猫人間
正直な感想としてはてめぇのせいで全てが台無しだ
理樹が不憫でしょうがない。 Key汎用変人精神の持ち主
三枝(さいぐさ)葉留佳(はるか)…サブヒロイン。 マシンガントーク
最初の印象は「瞳デカっ!」だった
個別が一定レベルなデキな人。 サブサブヒロインかと思ってたらメインだった
クドリャフカ…サブヒロイン。 わふー
属性は犬。 意外にもエロ担当
個別のぶっ飛び感は後述の美魚と合わせて、2大破綻個別とされる
来ヶ谷(くるがや)…サブヒロイン。 正義ブラック
Key初(?)名前を呼ばせてくれない姐さん。 (声優の)笑いが大根過ぎて引く(狙ってか?)
個別序盤は非常に楽しいデキな上に、来ヶ谷さん自体カッコイイデレなので最高
Key汎用キチガイの人かと思ってたら、徳のある人だった。 感嘆
西園(にしぞの)美魚(みお)…サブヒロイン。 特になし
属性はヤオイ(笑? 個別が意味不明
グラフィック 4点
 どちらかというとギャルゲーとしてのグラフィックではなく、エンターテイメント気質のグラフィック
随所にセンスの高さが見受けられる、ランキングバトルやら、野球やら
 塗りチームがかなり補強され今までのKeyの作品と比べると格段に鮮やかなデキ
また、いたる氏の絵を半分以下に抑えたために安定した絵になった
 問題はNa-Ga氏の絵が美麗でかつ、高レベルでまとまっているので、いたる氏の絵が異様に目立つということ
特に、来ヶ谷さんのツリ目と葉留佳の瞳の大きさ。 顕著すぎて困る
音楽 4点
 今回はボーカルが全部Ritaさん
Key初参戦のManack氏とPMMK氏が多くのBGM作曲編曲を行っている
麻枝氏はシナリオを優先したのか数えるほどしか音楽に携わっていない
というのがリトバの音楽の特徴
 作曲麻枝氏の主題歌Little Busters!とJumper Ver.がこの作品の全エッセンスを引き出している
何度も聞きたくなる名曲です
 その他ボーカル曲、遥か彼方、Alicemagic、雨のち晴れ、Song for friendsはあまり印象的ではない
ED曲かつEDがスキップできてしまうのが問題だったか…また挿入歌としても使われない
しかしゲーム中で使われるinstrumental Ver.は挿入歌の代わりとなっており非常に良い
 全体を通して麻枝氏のセンスの他とは違うレベルなんだと露呈したように思える
前作曲のアレンジ等でもやはり別格な印象を受ける
そのため多くのBGMが凡作に聞こえてしまった

 最後に…これがどうしても言いたいのだが
私はBGM50番の場面で泣きました、いや、Keyで泣くなんてことはないだろうと思っていたが、音楽に涙した
ちなみこのBGM50番はゲーム音楽として登録されておらず「おまけ」で聞けない上、サントラにも収録されていません
保存するにはゲーム本体のBGM50番をwaveファイルに変換するしかないという…
まぁ多分製作者側にしてみたらそんなに思い入れのない曲だったのでしょう
文章(力) 4点
 ハイ、今回も大爆笑させていただきました!
グラフィックと声優と音楽とシステムとの五重奏(クインテット)
特に幼馴染の描き方が好意的かつ全員ボケ担当なため2周目までは真人と謙吾の言動を常に追ってしまう始末
誰だよこんな素敵な幼馴染考えた方(笑
 さて、いつも通りKey文章批評に移るわけですが、長くなりそうなのでまず目次から
@主人公=理樹
AKey汎用キャラ達
B名前
C時代背景
D周回プレイ用
E鈴について


 @理樹
彼については色々と意見が分かれるだろうが、今までのKeyを考えると抜本的改革に等しい主人公である
One、KANONAirCLANNADとプレイしてきた私だが
正直に言えば、今までが奇異すぎたのだろう、全員倫理観ぶっ飛んでいて言動が無責任かつ破綻していた
しかし、今回の理樹は良くも悪くも普通。 ギャルゲー的な受身型主人公
驚いた。 「主人公が一般常識持ってるよっ!!!!」みたいな(笑
まぁおかげで最終ルートも違和感なく入っていけたし、彼の成長具合も上手く描かれた
さらに周りの人間が曲者ぞろいで、それらを引き立てる突っ込み役としても一枚買ってくれたニクイ奴
 AKey汎用キャラ達
今回は精神崩壊者が少なかった
共同不審でヒトデを持ってたり、天才なのに言語中枢イカレてたりしている人間等はいない
小毬と来ヶ谷さんギリギリだったが個別で巻き返した、セーフ
唯一、鈴だけがKey汎用でした
 B名前
Keyの特徴といえば、登場キャラクターたちがキモいほど下の名前で呼びたがる事が挙げられる
毎度毎度凄い理由をつけて名前を呼んでくる彼・彼女らに嫌悪感を抱かずにはいられない私だったが
(私的には、麻枝氏に何か思うところか矜持があって名前を大切にしているのだと思っているが
現実感ぶっ飛ぶ要員の一つとして見ることしか出来なかった
名が個人をあらわすというのは、文化圏により異なる姓名の順序が修飾語・被修飾語に当てはまることだとされていて
納得できる節もあるのだが、現代社会において、氏は家族の名を表し
古来所有する土地の名前を名字としたことから始まり現代に受け継がれてきた
個人的には名も大切ではある、日本人としては姓を呼ぶ事に愛着がある、と感じている
無論考え方多種多様だが、姓で呼ぶ事がその人物に対する尊敬の表しであったり、呼ぶ本人の中に息づく対象者が
「姓という代名詞」であるということは少なくないだろう
例:城ノ内君!!!
閑話休題)
今回は西園さんと来ヶ谷さんが名字でしか呼べないので、彼女達だけリアリティがあった
幼馴染たちはまだいいとしても、またわけの分からん理由を述べて名前呼び強要する小毬や
名前でしか呼べないという意味不明な属性持ちの鈴が余計気持ち悪かったが
 C時代背景
 携帯登場!。やけに現代に近づきましたね(笑
CLANNADなんて音楽がテープの時代背景で愕然としましたが
まぁそれでも携帯があるのがおかしいぐらい古臭い時代背景なんですけどね
もう少し外に出たり情報収集して「今」という時間を感じてはいかがでしょうか(苦笑?
 D周回プレイ用
もし仮に、各ルートに入るために最初からプレイするとしたら、あの程度の文章の変更では納得がいかない
単純に変わるのは、3人の言動だけで、楽しめないというか既読スキップが止まってしまい快適度ダウン
 E鈴について
鈴の言葉を借りるなら、お前がキショいよ、マジで
Key作品恒例、(精神科)病院に入れたほうがいい人間が実生活を行うという体制
そしてこの作品の裏設定が鈴に密接に関係しているのだが
とりあえず病院いこ、な?、リトバのみんなに迷惑かけるな、な?
鈴BADの彼女の行動にはユーザーは度肝を抜かれるのではないだろうか、理樹カワイソすぎ
共通ルートでもtrueでもコイツのせいで崩壊状態、可愛ければいいってもんじゃない
以下自粛  
システム 4点
 なかなかに重い。 携帯ゲームレベルのパワプロミニゲームはいい味が出ていた
ランキングバトルも馬鹿設定+思考を映像にしていいナイス
アイテムも多種多様、グローバルフラグやら何やら詰め込み具合も凄い
 セーブデータ箇所100、案外少ない上に使いにくい
 スキップ鈍足
 ミニゲームの成否がストーリーに関係しない
これが結構重要で、何時間もバッティング練習しても意味がないし、ランキングバトルを見続けても意味がないという
何のために作ったんですか!?、自己満足ですか!?
また、強制イベントランキングバトルは面白いのだが、通常バトルは完全ランダム自動制なため見てるだけーというオチ
武器に様々な特性を持たせていても狙って使えないのでは何の楽しみもない
 ステータスが高くてもさほど意味がない
 BGMが全部聞けない
 フラグが非常に複雑
熱中度 4点
 主人公以外フルボイスなため実に面白おかしくプレイ可能
幼馴染軍団の台詞は逃さず聞いてしまう
 共通ルートは2周目までは存分に大笑いできるのだがそれ以降は苦痛のスキップ地獄
また、鈴の各ルートは必ず最初からプレイしなければならないため非常に時間がかかる
 しかしながら、それを差し引いてもラストは非常に引き込まれる
個別はデキがばらばらではあるが、前菜であると認識しておけばいいだろう
余韻度 5点
 泣いちゃった…
Key作品で泣くなんて嘘だろう、と思ってました。
というか今までの作品を冷めた目でしか見れなかったのだからリトバでもそうだと侮っていた
ポイントは音楽と理樹とリトルバスターズ!
 惜しむらくはやはり前座その後が描かれなかったこと
ユーザーの涙腺が耐えられないデキになっただろうことは明らかなのだが、ブツ切れ無念
総評 B
 Key作品では最もお勧めできる作品である
プレイ時間に見合った感動を与えてくれる大満足な出来栄えでした
 しかし、これをギャルゲーというジャンルに捉えて見ると評価は下がるでしょう
そんなのは気にしないでADVとして純粋に楽しもうという気概があれば(個人的に)Aランクも狙えます
ぶっちゃけると、ヒロインズ(女性陣)はおまけ的な扱いです
これは理樹と恭介と真人と謙吾の物語なので、友情という名のゲームということを念頭におきましょう
最後に、リトルバスターズ最高っ!


posted by PP at 22:43 | Comment(4) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
凛じゃなくて鈴だよ。
Posted by 通りすがり at 2008年09月19日 06:26
 ホントですね・・・・・・

 ご指摘ありがとうございます。
Posted by 管理人 at 2008年09月22日 20:19
ゲームに限らず大河、ルイズなどのメインヒロインに罵倒するレビューはあんまりアテにならない法則
Posted by   at 2009年08月04日 14:25
このサイトのレビュー自体が、購入検討に用いるべきものではなく、自分の好きな作品をプレイし終えた後に他の人はどう感じているかを見て楽しむためのものだと思う。
基本評価辛いし、少しのネタバレも避けようとするから、普通程度の作品に対する購買意欲は減退するし、諸手を挙げて賛美する作品についてはただすげーらしいという事しか分からない。
Posted by もち at 2009年12月26日 01:10
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