この青空に約束を―
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メーカー | 戯画 | 発売日 | 2005/11/25 |
シナリオライター | 企画屋、丸戸史明 | 原画 | ねこにゃん |

レビュー | ||||||
シナリオ | グラフィックス | 音楽 | 文章(力) | システム | 熱中度 | 余韻度 |
4点 | 4点 | 4点 | 5点 | 5点 | 3点 | 3点 |
総評
A:
76
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一言で締めるのコーナー
「青い」
「青い」
以下詳細レビュー
シナリオ 4点 |
シナリオは1〜3章で構成されており、1章は凛奈、2章は選択分岐、3章は個別。
共通シーンの楽しさが目立つ。
個別は奈緒子の影響が他に回ってきてちょっと残念
トゥルーが他の個別を一蹴してしまうのだが、それが良い
離島での青い学生共同生活と、仲間達と共に(ある意味)リアルに大人と戦う姿にシンクロ。
雰囲気が非常にいい
グラフィック 4点 |
音楽 4点 |
後に発売されたフォセットのサントラを聞いて評価が変わった
そらときみ・Calling You・Pieces・TWO OF US,SEVEN OF US
あの時、もし君が振り返ったら・さよならのかわりに・はぐれ雲のブルース
もうひとつの青空・もつれそうなスライド・ゆうなぎ・泣いてるのは僕ぢゃないよ
春を待つ少女のように・太陽と海のメロディ・風のアルペジオ
ぶっちゃけ、サントラからここまで抽出したのは初めてです(笑
4点な理由はやはりボーカル曲が弱いというところ
「そらときみ」は聞いてて不快
「さよならのかわりに」は最初の旋律が良かったのに一気に明るい雰囲気に……
挿入タイミングとボーカル陣は良し
だが単品では聞いていられない
「Pieces」挿入歌としては抜群だが、単品で聞くと何か一味足りない
文章(力) 5点 |
言い回しも絶妙で会話のテンポに隙がない
例えるなら(タッチで有名な)あだち充氏的なキャラの絡ませ方
また、わったるく〜んが現実味溢れる好青年で読んでて期待してしまう
ここまで外交的でかつアクティブな主人公はそういない
丸戸氏の作品の主人公全てに対していることだが。
システム 5点 |
コンフィグの詳細設定もさることながら、セーブ&ロードが非常にしやすい
ADVと同画面上の右脇にクイック羅列し、即座にセーブ&ロードが可能
スキップ超速
問題は声優陣
熱中度 3点 |
理由はキャラに魅力がないことだ
個人的に魅力がない=声優に難有りなのだが
凛奈のこおろぎさとみさん、奈緒子の折笠愛さん、静の北都南さんの3人がアウト
北都さんはこの業界の大御所なのだが、好きません(殴らないで
こおろぎさとみさんは、あの舌っ足らずな感じが…トゲピー…ひまわり…
折笠さんは…ピエトロとかカトル君とか少年系の先入観と、所謂「おばさん役」が会う方だと思うので
高○生役をやられても違和感が大きい
海己△、宮穂○、桐島先生◎、茜◎だがシナリオの落差が激しい
茜に至ってはシナリオがあるかもびめお
余韻度 3点 |
茜が攻略できなかったり、桐島先生がいいキャラしてるのにやっぱりサブヒロイン扱いだったり
凛奈にしてみたらもうシナリオすら忘れてしまっていたり
トゥルーがあまりにも閑散としていたり
やっぱり茜が(ループ)
日常シーンとわったるく〜んの格好良さの得点率が高い
総評 A |
体験版でかなりいい線いっていたのだが下落
全体的に見ると良作なのだが、戯画&丸戸氏の作品では
エロゲー模範作品のパルフェが上にあるので素直にお勧めできません
勝っているのは音楽だけ
コンシューマー向けに移植されるが、酒を飲まないでどう描くか違う意味で楽しみ(死
タグ:この青空に約束を
約束の日もクっときました。
5で良いと強く勧めてみる