2007年03月23日

車輪の国、向日葵の少女

車輪の国、向日葵の少女
車輪の国、向日葵の少女
メーカー あかべぇそふとつぅ 発売日 2005/11/25
シナリオライター るーすぼーい 原画 有葉
車輪の国、向日葵の少女

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
5 3 4 5 2 5 4
総評 S 86

一言で締めるのコーナー
「ここは車輪の国」


以下詳細レビュー
シナリオ 5点
 痺れまくりました
「車輪の国、向日葵の少女」という脚本が素晴らしかった

 ほぼ一本道。攻略するキャラによってEDがほんのちょっぴり変わる程度なのは残念
ラストも失速ぎみではあったが、そこまでの魅せ方が最高だったため
減点されるほどでもない
グラフィック 3点
 なんというか…この項目が一番問題なのではないかと…
有葉氏のファンの方は多いと思いますし、(私は)伏線かと思っていましたが
メインヒロインのなっちゃんの横顔と正面顔が変
つか、あきらかにあの顔は駄目でしょう。悠久では書き直されてます(流用で1,2回横顔出ますがね)
(ていうか公式HPのプレゼント色紙全然違うじゃん《笑)
更に言うならば、一枚絵の手が!手が!でかすぎです
引きましたよ、ええ、本気で

 あと、乳輪が大きすぎなのは個人的に減点対象です。

 この後の有葉氏が原画を担当なさっているこん僕での完成度は高い
こん僕のメインヒロイン三瀬綾菜となっちゃんは通ずる所があるのだが
明らかに綾菜の方が「手が小さい」し可愛い
音楽 4点
 非常に曲数が多い
が、無駄な曲(テンポも何もないダークな音楽、意味不明なアレンジ等)が多い

 しかしながら、その中に数えるほどではあるが心揺さぶる名曲たちがある
Vocal曲である、そらの隙間、紅空恋歌もさることながら
watch out!、reason to be、夏の花、光の先に
といった、場面にあった音楽たちだ

 先に無駄な曲が多いといったが、それらの登場回数は1回程度しかなく
名シーンに名曲というセオリーは崩されず、挙げた音楽たちが多用される
音楽モードでは数に目を惹かれるが、実際プレイしていると挙げた音楽が多用されていて
かつ印象深いので無駄な音楽が多いな、と感じてしまう

 個人的にはwatch out!が最高
もつれそうなスライドこの青空に約束を)と並んで「疾く追走」という感じがよく出ている
文章(力) 5点
 いや、凄い、引き込まれました
ギャグは冴えていなかったが、シナリオの良さを十分に発揮させている文章だった

 伏線の張り方と回収の仕方、起死回生の瞬間の書き方
音楽・シナリオと相まってビリビリきます

 何より主人公が格好良すぎる。
当サイトの主人公ランキングで3位の 森田賢一はこの作品から

 弁護士(特別高等人)以外に多分に勉強不足が見受けられる、所々に誤魔化しがあるのは残念
システム 2点
 かなり問題がある

 まずスキップの選択肢後のストップ
スキップ自体は高速だが、95%が共通シーンでできているこの作品でストップはありえない
ついでにいえば、次の選択肢か未読部分まで飛んでほしかった

 エフェクトのカットがクリックのみ

 EDが飛ばせない

 ロードページを記憶してくれない

 というように、細かいところに手が届かないシステム
さらにいうなら、ディスクレス不可能

 あと章をクリアした後のタイトル画面は完全に独立してて、おまけモードがなくなるのには一瞬驚いた
熱中度 5点
 確かに共通シーンは長い、2周する気にはならない
しかし、1周で十分大団円かつ満腹です

 お気に入りのヒロインを一人選んで、後はラストまで突っ走れるでしょう
余韻度 4点
 非常に楽しめた。
が、ED後、もしくはED直前の展開が残念としかいいようがない

 また、他のキャラをクリアするのに無駄に時間を浪費してしまうので
後ろ髪が引かれる気分で終わってしまう
逆に全員クリアしたとしても物語は変わらず、何周もしてしまったという空虚な気持ちが残る
総評 S
 体験版をプレイした瞬間から「これは神ゲーだ」という予感はあった
間違いなくS評価

 残念な部分が散在するものの、一つの物語としては非常に面白い
悠久とセットにして、なっちゃん描き直して、システム改善して、リメイクしてほしいぐらい

 初回版はレアもので中々手に入らない
入手するなら通常版でも特に問題はありません(設定資料集?が付かないだけ)

 あかべぇそふとつぅにはある一つの固執がありまして…
魂響の体験版で吐かせてくれたという
いやね、当方、MinDeaDとかやっても吐かなかったぐらいですが
魂響が、初エロゲー吐き作品なわけです(死
そんなあかげぇそふとつぅ(誤字ですよ)さんでしたが、車輪の国にて評価が改まりました


posted by PP at 16:34 | Comment(4) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
車輪よりG線の方が面白いですよ。

間違いなく90点以上行くから体験版やって御覧なさい。

真剣で私に恋しなさい!!の会話に登場した時は吹いた。
Posted by もち喰いたい at 2010年01月10日 23:36
車輪をエロゲギャルゲ最高峰として挙げる人は信用ならない。

終わり良ければ全て善し、というが、この作品は逆に、締めが非常によろしくない。(筆者も言及はしていますが)
最も重要なキャラクターに関する複線の張り方・回収は大胆かつ衝撃的で良かったし、最終戦(?)の大逆転もまた大胆かつ衝撃的で良かった!
正直、自分の中ではいわゆる「燃えゲー」に分類されて然るべきインパクトだった。

が、それだけの作品に思える。

最後の最後で、ロジックを無視して「気合でなんとかなった」流れが非常に気持ち悪い。(攻略途中でもちょいちょい散見されたが、まさか最後まで…)
結局最期は、主人公本人とその仲間たち周辺の問題を解決(ラスボスの心意気を享受した上で)しただけに過ぎないように感じられて、「世界が狭すぎる」というマイナスの印象が強い。

とにかく、最期に、全部を飲み込んで捻じ伏せるようなコトバが欲しかった。この一点に尽きます。


上っ面だけしか読み取れない私の、考察などとはとうてい呼べない浅はかな感想だとは承知しているが、

一般ユーザーってこんなもんじゃねーの?
みんなが良い良いって言うから流されてるだけなんじゃねーの?(筆者の事ではないですヨ)
と思ってしまうのです。

勝手に一言で”好意的に”締めさせていただくと「ハリウッド映画的『主人公無双』!」
”悪意的に”締めさせていただくと「結局ご都合主義で俺達ハッピー」
(好意的な方も毒っぽいのはご愛嬌☆ミ)
Posted by アンチと呼ばれるんだろうなぁ at 2011年01月25日 07:04
 「車輪の国」、というタイトルとしては終わり方に問題ないと思います。
不満は私もありますが、そういう作品であるという認識ですね。
悠久プレイ後なら、あのラストにもある程度納得がいくのではないでしょうか。
(このレビュー自体は悠久を考慮してませんが)
レビュー通り、余韻点-1で、ラストまで十二分に楽しめた作品ではあります。
ご都合までの過程、ってのでユーザーを大いに楽しませれたのは揺るがないと思います。
マブラブオルタもそういう解釈できますしね。
Posted by 管理人 at 2011年01月25日 19:29
パッチは当てましたが、テキストの誤字がとても気になりました。

ストーリーは良かったのですが、それでも自分は「最高」の評価は付けられそうにありません。
音楽はそれほど印象に残りませんでした。

評判がいいゲームは自分と合わないことが多いので、悲しいです。
Posted by eto at 2011年03月10日 19:42
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