2012年11月03日

ROBOTICS;NOTES ロボティクスノーツ



ROBOTICS;NOTES
(新サイトへのリンク↑)

当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

下記は、新サイトのものを、旧サイトへ合わせてCSS等を変更したものになります。
CSSの関係で、リンク途絶や表記荒れが起こっておりますので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

ROBOTICS;NOTES
ROBOTICS;NOTES
メーカー SAGA PLANETS 発売日 2012/06/28
シナリオライター 林直孝 原画 松尾ひろゆき
ROBOTICS;NOTES

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
2 2 3 3 1 2 1
総評 E 40

一言で締めるのコーナー
「オートスキップは 諸刃の剣w」
以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 時代は2019年。 次世代ロボブームの真っ直中。
中央種子島高校ロボ部の、世界を救う戦いが今始まる!!
5pb.が送る想定科学ADV第三弾、満を持して登場!

 まず、謳い文句に偽り大有り。
「世界を救うのは、ヒーローじゃない! オタクだ!」
というCMの台詞があるのですが、偽りすぎワロタw
開始早々、「オタク」の部分が「格闘ゲーマー」にすり替えられ、
ガチ@ちゃんネラーのフラウと、ロボオタのアキが、(主人公含む)登場人物に全く理解されず、
蔑んだ目で見られ、圧倒的疎外感を感じるwww
だというのに、mobキャラクターが偏見を持っているシーンがない。
これが何を意味するかというと、「仲間内でオタを迫害」する話になっているのだ。

 まぁ、CMについての文句はここまでにして、中身の(粗)を見ていくとしましょう。
@主人公に全く感情移入できない
 カイト君は、格闘ゲーム「キルバラ」の全国5位の格闘ゲーマーです。 ????
それだけなんですね。 オタクじゃないし、@ちゃねらーでもない。
そして、「上から目線」を装着した、超然キャラクターなんです。 イライラフルMAX。
アキちゃん以外については他人事(自称)。 アキちゃんについても完全放置じゃん状態。
他人の大切な事に無頓着で、憤らないし、「ふーん」で一笑。
ロボ部の活動の不参加具合なんて最たるもので、酷い放置プレイを見たよ。
そして、最終ルートだけ、何故か熱くなるし、他人に優しくなる。命も懸けちゃう。
そう、今回、制作者側が描きたかった事は一つ。 「ゲーマーを通す」だったわけです。
シュタゲのオカリンが「鳳凰院凶真」を通したのが格好良かったから、真似したんです。
ちげーんだよ! オカリンが格好良かったのは、自分の限界を見下ろしている自分がいて、
自分の周りの人を救いたいという良心に、仮面の自分が保てないのを自覚してて、
それでも最高のハッピーエンドを目指して、自分に出来ることに開き直ったからだよ。
18歳の、高校生3年生が、年がら年中格闘ゲームやってて、勉強も運動もできない。
こんな人間が「絶対的自信」持って社会で生きてるわけねーだろ。ゲーマー友達もいないのに。
常にタメ口、上から目線、他人を小馬鹿にして、俺に(ゲームで)勝ったらetcを言い続ける。
精神病を患っていると言ってもいいよ。 自覚がねーんだもん。
いや、別にね、彼の就職先が、プロゲーマーで、既にスポンサーとかついてるなら分かるよ。

A説明過多の盛り上がらないストーリー展開
 主人公が格闘ゲームにしか興味がないので、今回の命題である「ロボ」について、
そのほとんどが伝聞で他人から聞かされます。
そんな事をペラペラ話されても「はいはい予想してました乙」で終わりなんです。
特に今回は、視点変更があるため、敵側の視点も描かれ、話から乖離されまくり。
グランドエンディングに向けても、種まきが少なすぎるんです。
ガンヴァレルはパッシングされているし、ロボ部は島民から嫌悪されてるし、
どうしてこうなった……状態です。 主人公何もしてないよ。

B青春グラフィティにしては手落ちすぎる
 今回の裏のテーマであったであろう、部活動を通した、青春グラフィティであるが、
とことん放置プレイでした。 10章とか凄いよw
9〜10章の、アキとカイトの思考がぶっ飛びすぎてて、全くついていけない。
淳和はゴミキャラ。 昴は家族掘り下げ足りない。 フラウはキャラ性能だけ。
アキ+3人で完結してるように描くなら分かるが、主人公がw酷すw
淳和はスルー。 昴もスルー。 フラウには優しい。 愛理には酷い仕打ち。
凄い風を感じる、この一体感、あるあ……ねーよ!!

C敵
 敵の姿が見えないことによって、想像という恐怖が促進されます。
これがなく、明確な「敵」の姿を晒し、ついでに敵視点も微量に描いた今作は、
非常に滑稽なお話でした。 戦って勝つ、というのは、描きやすい題材な故に工夫が必要。
そう、対戦相手の入念な掘り下げが必要だったんですね。 思想の対立が完成していない。
大規模設定にしたのも、畳むのを苦しくさせた要因。
テーマである「ロボ」を引きずらざる負えなかったのもマイナスすぎます。
「KAMINAGI」のスペックとかは明かしとけw アイツだけブラックテクノロジーだろww

D個別シナリオなし
 個別にキャラクターを攻略できません。
6〜8章は、当該キャラクターの個別に相当しますが、時系列が存在し、
IFではなく、踏襲すべき正規ルートに含まれます。
つまり、一本道なのです。

 色々書きましたが、何が面白くないかと問われたら、
主人公に感情移入ができなかった点に多く集約される、と答えます。
(これは制作側が、流行のプロゲーマー”ウメハラ”氏などを参考に、作品に取り入れたという、
だだすべりの企画が原因なのですが)
あとは、物語にトリックや驚き、おどろおどろしさがなく、主導なイベントがなく、
流されに流され、テーマがブレブレで、仲間との協調性が感じられず、
バトルしちゃった所とか? とにかく企画がクソすぎます。
まぁ、単純につまらないんです。
グラフィック 2点
 この口裂けの、カッパのような唇を誰かなんとかしてくれ。
松尾、またお前か、KIDだし。

 背景が思いのほか多く、ブラックアウトが少ない。 これが唯一褒められる点。

 AR(居るお)による、視覚的遊びが、実装化されていないため、
せっかくのネコミミとか、衣装チェンジが行えず、(絵的に)何の意味もない。
ぶっちゃけ、後述の作中のレポート探索のせいで、氏ねとしか思えない。

 3Dモデリングは、落第点……人によっては及第点。 モーションが数えるほど。
表情もモーションに組み込まれているため喜怒哀楽のパターンが少ない。
主要キャラクターの服装は、夏・冬とそれなりに用意されてはいる。
屋内で帽子とかしてるけどな!
mobキャラのモデリングは適当な上、数が少ない。
正直、低予算のギャルゲー会社が作った、話題作りのためのおまけレベル。

 ロボット関係の3Dモデリングを作らなかったのは痛すぎる。
作中作「キルバラ」の決めムービーしか作ってないとか、冗談にもほどがある。
万博のARシーンとか、KAMINAGIさんとか、Nitroの力借りて何とかしろと言いたい。
音楽 3点
 メモリーズオフです、本当にありがとうございました。
文章(力) 3点
 量子力学とか50冊読むのはいいんだ。 勉強の痕跡が見られるのも素晴らしいです。
でも、話の引き延ばしが多く、タイマン会話なんて、面白さのかけらもない応酬。
シャアの台詞は同じ引用が多く、フラウのネットスラングも弾が少ない。
シュタゲは、オールスラングではなく、味付けとして使っていたから、負担が少なかった)

 視点変更が多用されたのもマイナス。
そのキャラクターになりきる・内側を見せるというのは「諸刃の剣w」なんです。
それならそれで、もっと深く掘り下げて、そのキャラクターの味をユーザーに分からせるぐらいじゃないと、主人公視点からの乖離が激しすぎるだけで、リスキーすぎます。

 主要キャラクターの設定が、作品に貢献しなかったのは大問題です。
主人公の格闘ゲーマー然り、特殊能力もです。 就職できねー。
……アキさんの……特殊能力……(w_−; ウゥ・・ 笑えねー。
淳和は、ウジウジの寄生虫なキャラで、6章を踏まえて進化するかと思いきや、
何も変わってない……こいつは何のために存在しているんだ?
淳和の父と祖父の方が遙かにキャラ立ってんぞ?
昴……(w_−; ウゥ・・ 救いがねー。
愛理は……別にいらなくね?
あと、ミッチーやイレイさんも相当な捨てキャラですよね。

 ROBOTICS;NOTESとCHAOS;HEADを通して、
林さんの評価を改めることにしました。 Steing;Gateは下倉バイオさんの功績。
システム 1点
 ファミ通が、名言を残しました。
「オートスキップは諸刃の剣」
選択肢(ツイポの返信)でスキップが止まらない、更新されても完全スキップ、
NOW LODING更新のシビアなオートスキップ解除が要求されるwww、
全て3択仕様、ミスは一切許されない、次の日しか解答は分からず、
カレンダーでの日付スキップ無効、7月5日から通してのプレイが必須。
カレンダースキップ機能って、全クリア後の2周目しか意味ないじゃん。

 レポート探索、というクリアに不可欠なマップ探索イベントがあるのですが、
保護色で隠された電源マークを、背景絵から探し出す、どんなウォーリーだ!
考えた奴は、ゲームの何が楽しいのか分かっていない。

 格ゲーはさ、外注する気も、ちゃんと作る気もないなら、
クソコマンド入力方式にする必要性はないんじゃないですか?
正直、「キルバラ」のせいで、主人公のゲーマーっぷりが、
「ソーシャルに嵌まってるアホな子ども」にしか見えなくなりましたよ?
あんなムービーソーシャルゲーム作るなら、他の部分にお金使ってください。

 コンフィグは最低限、文字エフェクトが飛ばせないので文章読むのに間がある。
「スローモー」エフェクトカット不可。
音声はクリックで読み飛ばさない、に固定、変更不可。

 クイックセーブがないwww
シュタゲでは、あんなに使いやすかったのにwww

 タイトル画面のカーソル初期位置が、「NEW GAME」←クソゲーの条件

 辞書モードの、新規一覧が、相変わらず未読保存してくれない。
ああ、未読で見ればいいのか……なんで初期位置が新規一覧じゃないの? 死ぬの?
熱中度 2点
 通常プレイの場合、20〜30時間かかります。 苦痛すぎる。
私は強制スキップを要所で使いましたが、21時間かかりました。
時間帯楽しみ効率は最悪でしょう。 楽しい部分がほとんどない。
グランドエンディングルートも、面白くもなんともなく、
感動のエピローグもなければ、ラブラブルートもないお。

 名塚さんのネラー萌え、キリッ
木村君は東のエデンへお帰りください。
総感 1点
 シュタゲは、奇跡だった……。
下倉バイオは、最高の構成作家さんだったんですね。

 今作、ロボティクスノーツに言えることは、
Steins;Gateが何故売れたか・何故面白かったか、ということをリサーチせずに出した作品、
であったということでしょう。
感情移入できない主人公、非魅力的なキャラクター、ブレまくるテーマ性、
視点変更による意識の乖離、イライラするスキップ上等選択肢、
パクリの多い設定、踏襲イベントによる前作の想起が目新しさを消し去るetc
(パクリ疑惑は、Rewrite、東のエデン、アクセルワールドとか)

 システムのクソっぷりや、演出の貧相さは、シナリオの良さに隠れる場合が多いので、
当方の点数の割合としては少ないのですが、
道中・ラスト含め、シナリオがつまらないの一言。
熱くなってるのは作中の人物だけで、ユーザーの私は冷めてました。
「誰がため」というのは、共感を得られる人の強大な原動力なんですよ。
それを放棄してきた主人公に、何が守れるのか。 ユーザーの共感なんて得られんよ。

 総プレイ時間が10時間なら、点数はもう少し上がったでしょうが、
20時間超で、この読了感は、万死に値する。

 つーか、なんでフラウの台詞が一々反感買ってるんですか?
どの層に対して媚びるべきか間違えてんじゃねーですよ。

 JAXAに許可もらうくらいなら、バンナムにガンダムの許可もらってください。



posted by PP at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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