CLANNAD〜クラナド〜
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メーカー | Key | 発売日 | 2004/4/28 |
シナリオライター | 麻枝准、魁、丘野塔也、涼元悠一 | 原画 | 樋上いたる |

レビュー | ||||||
シナリオ | グラフィックス | 音楽 | 文章(力) | システム | 熱中度 | 余韻度 |
3点 | 3点 | 5点 | 5点 | 3点 | 5点 | 2点 |
総評
B:
73
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一言で締めるのコーナー
「これは笑ゲー」
「これは笑ゲー」
以下詳細レビュー
シナリオ 3点 |
しかし、泣かせよう、泣かせよう、という著者の思念がプンプン匂ってきてプレイに支障をきたします(笑
個別シナリオはKeyのワンパターン戦法
無意味なキャラ付けのせいで、シナリオにのめり込めない、むしろ痛い(悪い意味で)。
キャラがキャラを演じているとしか見れないので、ユーザーとのシンクロ率は0%
一番期待していた杏シナリオが最悪
サブシナリオは……何故コイツのシナリオがあるんだ?というものばかり
特に必要なかったと思う
Trueシナリオ前座とTrueシナリオは、人生を軽く語りすぎましたね
確かにギャルゲ・エロゲ界でここまで描いた事は賞賛に値しますが
あまりに抽象的かつ、簡易表現。
テーゼ云々はユーザー側の汲み取りにませてあるのか、従来通り感情任せの"奇跡集"
夏目漱石やら川端康成ならいざ知らず、解説が必要なほど考えつくされたメタファーや表現はない
前座で止めておけば4点だった
グラフィック 3点 |
立ち絵は良し、しかし一枚絵のCGがおかしい、おかしすぎる
CM用に使った絵はキレイなのに、ゲーム中の画はバランスやら横顔やら崩れている
音楽 5点 |
BGMでここまで心に浸透する曲たちには滅多に出会えないだろう
「潮鳴り」と「同じ高みへ」が実にいい
ボーカル曲も「メグメル」「Ana」「影二つ」「小さなてのひら」といいもの揃い
文章(力) 5点 |
おかしなキャラ、微壊れた倫理感・世界観
なのに……なのに……
抱腹絶倒しました
春原と智代のやり取りとか
主人公のボケ&突っ込みとか
Key全般における文章の問題点はKanonや リトバの文章項目を参照してください
システム 3点 |
ボイスなしだからこそできるネタが多数含まれているのはナイス
KID並みのショートカットシステムがあればかなりスムーズなプレイができると思う
熱中度 5点 |
是ほど共通ルートが楽しいゲームも珍しい
余韻度 2点 |
というのもありますが、個別ルートは智代以外いた堪れない(ある意味ね)キャラなので、
どれだけラストを感動っぽく締めても、地から足が離れている感じがしてしょうがない。
(よくよく見てみると智代の性格は普通に見える、あのキャラ群の中では
だからAfterに選ばれたのか……等とも思わなくもない)
全編通してFin後の後味は悪い、ハッピーor鬱とか関係なく
総評 B |
私もその人間の内の一人ですが、理由は何なのだろうか?
素直に感動できないから?情動に対して淡白だから?一々文体を吟味してるから?
キャラ造形に突っ込みいれまくりだから?現実感を求めてるから?
が、この作品は、そんな私でも楽しめた
笑えたからだ
故にこの作品は感動・泣きゲーではなく、笑ゲー。
実際問題、この作品に心打たれはしなかった
2007/11/18全編改訂
タグ:CLANNAD
智代Afterの感想もぜひとも聞きたいのですが・・・ダメでしょうか?
体験版はやっぱり失笑しまくりました(笑