前順 | 順位 | 名前 | 出典 |
― | ![]() |
倉成 武 | Ever17-the out of infinity- |
― | ![]() |
![]() ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア |
コードギアス 反逆のルルーシュ |
― | ![]() |
![]() 森田 賢一 |
車輪の国、向日葵の少女 |
― | 4位 |
![]() ヒューゴー・ラマンスキー |
トリノホシ 〜Aerial Planet〜 |
― | 5位 |
![]() 朱島 歩武 |
輝光翼戦記 天空のユミナ |
「
エロゲーの人少なっ!
」
主な出典:
Ever17-the out of infinity(PS2,DC,PC) Ever17-the out of infinity-Premium Edition(PS2,DC,PC) |
KIDから発売のEver17より、倉成武 Ever17では二人の主人公がいるのだがその内の一人 友人たちと遊びに来た海中テーマパークLeMU(レミュー)での事故に巻き込まれ、取り残された者たち共に脱出を試みる しかし彼の本当の魅力は―――ここでは語れない――― |
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主な出典:コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ) |
またアニメネタかよっ!?
サンライズ製作のアニメ、コードギアスの主人公ルルーシュ。 本当の性はヴィ・ブリタニアだが、作中ではランペルージで通っている 呼び方は、ルル、ルルーシュ、ゼロ、仮面の人など様々 性格は、表面的には外向性が高く、几帳面で温厚、礼儀正しい 実際は、感情をよく表に出す人間で、成績優秀で計算高い所もあってか、一人ごちたり罵倒することも多々 仮面の時は非常に威圧的でリーダーシップ全開。さすが皇子 テロや強者の驕りを許せず、弱者の味方をする、など (実生活では問題は起こせない為極端な行動はできず歯がゆく思っているが、ゼロの時は突貫) 確かに正義感溢れる人間ではあるが、“誰がための”正義であるか、それは後述 彼の魅力は、やはり大切な者のために戦い、全てを捨てている、ということだろう 己の目的のために手段を選ばず、優先順位をつけ、ただ自分の信じる道をひた走る 彼のその歪んではいるが、人として正しい感情の発露の仕方に、共感と感銘を覚えた 黒の騎士団結成の際の台詞 「我々は正義の味方だ!」 「強い者が弱い者を一方的に殺す事は、断じて許さない!」 「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」 に、メディアに対する方便も混じってはいるが、彼の理念と目指すべき世界が隠れている (アニメで表現される限りでは、ナナリー(弱者)が平和に暮らせる世界を創る事が目的とされている) 1期終盤から修羅道へ入り込んだが、2期中盤で苦悩を反転、ユフィを乗り越えた。 どっちもルルーシュ。 2期終盤の仮面という名の修羅は、視聴者的に涙を誘える展開で、ルルファンとしては非常に切なかった。 最終回前後は、ゼロレクイエム全貌を隠しているため、ルルの心境が伏せられ独りよがり気味に。 最終回はオレンジが持ってったw 声優の福山さんの腹式呼吸全開(笑)の演技力もあってか、少年の背伸びをした感じの声で色々名台詞を残す CMで多用される「全力で〜せよ!!」は彼の発言(第4話参照) 彼に私が好感を覚える理由は、純粋にルルが『いい人』だからである。 本編を見てそう感じる方は多いであろう。 彼は己の正義を信じ、友を慈しみ、家族を愛し、不幸と理不尽に立ち向かい涙する。 "仮面を被る"という表現が彼本来の、人として素直な(感情のままの)生き方を覆い隠していることに他ならない。 知的クールな完璧超人のフリして、欠点だらけの主人公と言うのもツボである。 生の人間っぽさが非常に強い、愛すべき主人公。 作品がルルを救ってくれないというのも、それを顕著にしている要因である。 報われないルル・・・それこそが視聴者の心を鷲掴みにする。 |
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主な出典:
車輪の国、向日葵の少女(PC) |
あかべぇそふとから発売の車輪の国、向日葵の少女の主人公、森田 賢一 ある田舎町で特別高等人になるための最終試験を受ける オールマイティ主人公 彼にまかせておけば万事オッケー そんな頼れる主人公 彼についてもこれ以上語れない。ネタバレが多すぎる(苦笑 2007/1/26発売の車輪の国、悠久の少年少女での森田賢一は全くの別人に成り下がった…… |
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主な出典: トリノホシ 〜Aerial Planet〜 (PS2) |
PS2ソフト、絶望SFフライトアドベンチャー、トリノホシより、ヒューゴー・ラマンスキー。 呼び名は、ヒューゴー、ヒュー、の二択か。 前半は、無気力、無知な14歳、楽観的、やつ当たり、他力本願、ファザーコンプレックス。 後半は、心のイケメン、三点リード王、ツンデレ、不屈の精神、サバイバー、将来有望。 SFで、未開惑星における無知蒙昧は、速攻死を意味している。 当初は、生命維持・循環装置のついた宇宙服と、 サポートAIカールの存在だけで、生かされているような存在だったヒュー。 ゲームの根幹の分からないユーザーにとって、概ね、ヒューは我侭な子供に映っただろう。 そうでなくとも、現状の責任や思慮を放棄しており、 状況やカールに『甘えている』ような印象を受けるはずである。 確かに、観光客であり、遭難者な彼は、事故に不条理を覚えいるし、 救助を待つという選択肢しか考えしかないのだから当然だ。 しかし、ユーザーにはそんな事は伝わってこず、ただただ、彼に対する不満が募る。 そうした折、ユーザーとヒューに投下される、『救助隊が来ない』という事実。 ヒューは、それを楽観視する知識しか持っていなかった。 そんな、ヒューゴーであったが、島を渡りゆく中、彼の内実が語られ、 『地球人』という共感が、彼とユーザーを一体化していく。 カールの道標に従い、未開惑星での生き方を学んでいく。 自然界における、地学・地理・生物・科学も学んでいく。 父親に対するコンプレックスを暴露し、 生き物への普遍的な優しさを見せ、身の丈にあった人間性を見せ始める。 サバイバル生活中の、未知の食物を食べて生き凌ぐ彼は、生命力という才能に満ち満ちており、、 昆虫の幼虫や、デロッとした薬草、赤紫色のキノコなど、 画面越しでも私は受け付けず、ヒューを尊敬した。 そうして、第3の島あたりだろうか。 彼の性格が、ユーザーの中で固定化され、ゲーム目的もはっきりしてくる。 その後、彼を、絶望のどん底に陥れるようなイベントが多発し、ユーザー共々絶望する。 しかし、彼はあきらめかった、心を殺さなかった。 トリノホシというコンプレックスの対象の渦中で、 その素晴らしさを理解し共感し、父親に納得する。 圧倒的な甘えを捨て、艱難辛苦を乗り越えていく。 約束を守るため、生き抜くため、足掻いて足掻いて足掻き続ける。 そうして培った、彼の心理は、時間とともに完成され、『ヒューゴー・ラマンスキー』になった。 それは、ポツンと置かれた究極形ではなく、 卵の状態から孵化した、相関性のあるヒューであった。 生命に対する人間的な激情を忘れず、知らぬ存ぜぬだった生きる事に責任を持ち、 生きている今に感謝し、他者に衝突していた自分を戒め、ゴールへとひた走る。 途中、ほぼ全ての第三者の認識が遮断されるため、 ヒューの心の溜め込みは、直下となり痛烈。 彼の後半の台詞のほとんどは、ユーザー直撃の意匠の技。 三点リード王はここから。 類まれなる三点リードの使い方に涙腺が崩壊し、シンクロ率が上がる。 声がなくて正解であり、文章ローディングと表示速度のデメリットがメリットになった奇怪。 ヒューは基本ツンデレだが、カールがクーデレ、エミリーがツンデレと、偏った編成であったが、 デレている先駆者ヒュー(ユーザー)として、相手をデレさせる様は、珍しいツンデレ。 |
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主な出典:輝光翼戦記 天空のユミナ 輝光翼戦記 天空のユミナFD -ForeverDreams- |
ETERNALのユミナ作品主人公?こと、朱島歩武。 つっこみ役、やるときはヤル男、中庸、実は熱血、ボケもできるよ! 鈍感じゃないよ! 穏健派というか大剣派、アカシマブレイカァァァ!!! 近年の、影法師主人公は、概ね、個性を意図的に没落させているよりかは、 90年代の金字塔作品の主人公の影響を受けすぎてしまった世代が創っていることに起因しており、 この朱島も、登場当初は、ヘタレ系主人公のようなテイを見せており、 「普通が一番」などと中二病主人公の定型句をのたまい続ける。 初期の頃から、父親に戦闘教育されている心境が語られ、能ある鷹は爪を隠しているんです状態で辟易した。 その朱島の何が良かったか……それは、没個性的という仮面を被った個性王だったことだろう。 池沼アイドルユミナ、鬼畜部長ウンモ、蒼い狙い撃ち天然アイ。 この超個性的メンバーの中で、一切引けをとらず、輝いていた……。 一人称なのに、声付き顔付きの珍しい主人公。 チーム的にボケとツッコミが2:2であり、朱島はツッコミ役なのだが、 水橋さんのツッコミがキャラの位置的にはっちゃけられず低空飛行なわりに、朱島の台詞はユーザーや製作者の代弁者的なツッコミが多く、 ネガティブオーラ満々なそれは朱島の好感度をぐいぐい伸ばした。 また、苦行に耐えるマゾ仕様なのだが、表面上ネガティブで、内心ポジティブという妙な体質で、 厄介事を引き受けた後の、あの「仕方ないなぁ」な苦笑いが堪らない。 言動ももはや、涅槃に到達した釈迦のように見えてくるのがまた笑える。 そうして最終結論に至ると、朱島は、目指すべき現代の青年ヘタレキャラクターであった。 ヘタレ的な描写や、中二的な描写が、全て朱島の個性に収まったというのが恐ろしいことで、 前者があるから、彼のツッコミが映え、愚痴に説得感が生まれ、シュールで面白い。 没個性でありながら、個性的過ぎた彼は、ある意味で、昨今の量産型主人公に見習ってほしい立ち位置で、 ユーザーの拡散性を一手に引き受けておりながら、影主人公で、実は裏方というのが絶妙。 (長所も短所もない普通を、イベントありきでハーレム状態になってしまう事を批判しています。) 前編では、ユミナのアイドルサクセスストーリーの立役者となる彼だが、 敵対組織の心を解す際の機微が中々様になっており、ヘタレを返上した。 選択肢葛藤もあるので、ユーザー的には朱島の倫理観が伝わってきて○ 好きなシーンは、一枚絵の伊達めがね装着時。 あのシーンで朱島の縁の下の笑い持ちが確定した。 後編では、学園生活放棄するため、熱い男に。 というか、朱島の人生の負債が一気に、彼の中で資産に成り得たので、おいしい。 しかし、シリアス展開なので、彼の長所がなりを潜めてしまって残念。 好きな台詞は「淫乱ピンクが、淫乱ピンクが!」「バンザーイ! バンザーイ!!」 |
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