2006年11月02日

chanter-キミの歌がとどいたら-

chanter-キミの歌がとどいたら-
chanter(シャンテ)-キミの歌がとどいたら-
メーカー Terios 発売日 2006/10/27
シナリオライター 田中ロミオ、火々野未完、Recite、日野亘、平平平平 原画 土代昭治

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
3 3 3 4 3 2 2
総評 D 56

一言で締めるのコーナー
「ロミオ節の入った普通のギャルゲー」


以下詳細レビュー
シナリオ 3点
よくも悪くも普通
ラストに重大な伏線が回収されるのだが、一人クリアすると伏線がほぼ無くなってしまう
クリア順が非常に重要。好きなキャラを真っ先にクリアしないと後で辛い

個別ルートも大したことはない……まぁ筋にそってキャラもシナリオも考えられているので
ぶっ飛んだ個別シナリオがあったらあったらで怖いか

難点は矛盾だらけの時系列
整合性が全く無い
ネタバレしてしまうので詳しく書けないが、先生の過去話とか娘の存在を否定してるし(笑
開発日誌を読んだ限りでは、ロミオ氏と相談してから2〜3年かけて完成とのことだが
この矛盾加減では
やる気がないか、作品自体に思い入れが無いように感じる
グラフィック 3点
テリオスの看板絵師、土代氏
はっきり申しまして大嫌いです(殴
この方のゲームだけは手を出さないと決めていたぐらいです(殴打
しかしこのchanterでは、色彩がケバケバテカテカしていなく抑えられているし
目の輝きデカ具合やら、まつ毛剛毛もかなり改修されていて
しかも田中ロミオ氏がシナリオ担当ということもあってプレイしちゃいました
―――――やっぱり駄目でした(笑
個人的に、ですけどね
立ち絵が素晴らしい。よく動きます
表情の変化を極力押さえ、体全体のポーズを変更して、その都度立ち絵が描かれています
結構手間隙かかったでしょう、やりますね

モザイク部分のあのグロさはどうにかなりませんかね(笑
音楽 3点
I'veなのに…I'veなのに…
BGMは特筆すべきものはなし
主題歌兼エンデンィング兼メインテーマのchanterですが
「ここで挿入歌がだぁぁぁ!」の瞬間に入らない! バック演奏だけ…
盛り下がりました
EDで流れても特に感慨深くはありませんでした
使いどころが惜しい
文章(力) 4点
ロミオ節、微全開
語彙マシンガントークは健在なのだが
キャラを立たせるための色々な設定がそれを壊している
あまりに同じ展開の突っ込みとボケの理不尽さにイライラしてきます
二つ三つ爆笑したネタはありましたが、日常のトークシーンは退屈
リサイトの四人のライターさんがどの部分を手がけていたか
ちらほら分かる部分がありまして……ギャグにキレがないのはキャラのせいとしても
日常の不必要な部分を書かせられている感じがする
某伏線はみなさん徹底していますが、もっと巧く隠せなかったのだろうか
かなり無理がありましたね
主人公の洞察力は神かよっ、とか思ったり思わなかったり(笑
しかし伏線以外がズタボロ。整合性のかけらもないし、主人公の思考転換が意味不明
時系列もおかしすぎるし、読んでいて納得できない部分が多々あって物語に入っていけない

システム 3点
クイックセーブ/ロードに一々確認を入れないでください。クイックしてません
コンフィグは細かい設定ができません。ホントに。
音量変更とメッセージスピード変更ぐらいしかできない
エフェクトをOFFにすると日付変更の瞬間を見逃したり
キャラが目の前を通り過ぎるエフェクトが早すぎて誰か分からなかったり(笑
文字表示の下のメニュー欄は羅列具合がキレイで良し
インスト容量が最小50MBでいい
熱中度 2点
1周こっきりの伏線大回収と、共通ルート激長のせいで2人目は惰性
もう全部スキップでいいや、とか思ってしまう(笑
余韻度 2点
期待していただけに裏切られた感じ
あの伏線も、回収してから何人かプレイすると同じ事の繰り返しで有り難味(?)が薄れ
こんなもんか………と安売り状態になってしまう
個別のシナリオも共通のシナリオも上記以外はありきたりな上
ラストはみんな一緒なので退屈でした
総評 D
残念無念
嫌いなメーカーさんに敢えて手を出したというのに……
6年ぐらい前ならかなり売れたと思います…多分
今度買うならロミオ氏単独シナリオにしよう、そうしよう


タグ:Chanter
posted by PP at 21:07 | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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