真剣で私に恋しなさい!S
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真剣で私に恋しなさい!S
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メーカー | みなとそふと | 発売日 | 2012/01/27 |
シナリオライター | タカヒロ | 原画 | wagi |

レビュー | ||||||
シナリオ | グラフィックス | 音楽 | 文章(力) | システム | 熱中度 | 総感 |
2点 | 4点 | 5点 | 5点 | 4点 | 5点 | 2点 |
総評
B:
71
|
一言で締めるのコーナー
「一長一短 ファンには優しくない」
「一長一短 ファンには優しくない」
以下詳細レビュー
シナリオ 2点 |
アフター・アナザー個別・最終特別編。 内、最終特別は個別でもあります。
派生隠しキャラは、弓子・弁慶・伊予・プレミアムあたりか。
メインのアナザー個別として用意されるのが、燕・紋さま・マルさん・心・板垣姉妹の五人。
【アフター】
ほぼえちぃシーン。 シナリオサポートが入り、非常にエロいです。
シナリオもアフターらしいが短すぎる。 クリスと京がストップ安か。 逆に百代が浮上。
【アナザー個別】
心…ひどい出来。 アニメで優遇され、立ち絵も追加され満を持して登場の残念シナリオ。
マルさん…おまけに等しい。 ていうか、無印で攻略してたやん。
板垣姉妹…全体的に丁寧だし、キャラも豊富。 でもおまけ。
燕…非常に性格の評価に困るキャラクターであり、シナリオ全般も普通すぎる。 しかも長い。
紋さま…君主のリメイクであり、九鬼家を中心とした話が面白く、本作の要。
【最終特別編】
描写の臨場感が増し、戦闘でテンションがあがるようになりました。
歴代キャラクター、新キャラクター勢ぞろいの、無印最終のノリですが、
各戦場で、均一に魅せ場を用意したため、百代と燕の戦闘も薄味に。
強さもインフレが激しく、決着に難有り。
さらにいえば、最終特別編と個別が同ルートなのですが、大団円でもよかったと思います。
とって付けたような個別。
全体を通して見ると、死にキャラクターと、攻略不能キャラが多く、
無印と比べるとユーザーフレンドリーさに欠けます。
質もFDとはいえ、心とかおまけのおまけもいい所で、起承転結に至っては、伊予の方が満足できます。
要は、次回作かアナザー作が出るかのような釣り針が見え隠れして、
満腹にならない仕様なわけです。
グラフィック 4点 |
基本の立ち絵が流用なため、技術力の向上が目に見えてわかってしまうことです。 wagiすわぁん。
陰影の美しさや、デザインの凝り具合など、一目見て分かるため、
何故に一新しなかったんだと思いますし、西の十勇士の前に立ち絵いるキャラもっといるでしょ。
個人的な問題ですが、板垣3姉妹のデザインと服装が手抜きに見えており(無印から)、
梁山3人衆のデザインに惹かれましたので、攻略できないのが実に悔しい。
リリーナ様は無理だってわかってるっってーのwww
アニメは無いほうが良かったが、アニメから入った人には有用かも。
最終の京のアニメが、「どどんまい!」だったのはパロディーか。 キャベツを敵に回したか。
OPは最大瞬間風速というエロゲー業界の理。
音楽 5点 |
無印からの持ち越しは、MUSIC MODEの風間ファミリーから下10曲のみ。(全57曲)
かつ、持ち越し曲も完全アレンジ。
全体でゲーム的にブラッシュアップされており、高評価。
ギャッキョウブレイク、男子かくあるべし、輝ける未来へ、真剣勝負、大決闘、激闘する武士娘、
あたりが私は大好き。
最近だと、雪月風花・吽(今回参加してない上倉さんだけど) や
迷宮I 垂水ノ樹海 (ボーカル版、原曲は古代さんだけど) でベイシスケイプに傾倒してる私なので、
今回の采配は喜ばしい限りです。
でも欲を言えば、崎元さんや並木さんにも参加してほしかった。
文章(力) 5点 |
今作をプレイして、はたと気づきましたが、
タカヒロさんは、御当地・食文化に聡いな、と。
そのおかげで、キャラクターだけ・上辺だけの会話にならず、
地に足のついた絶妙な現実感が出ています。 これはご本人の趣味だと思われますが、
無学系・パロディー系に一石を投じた、素晴らしい要素です。
そして、無印の戦闘描写があっけらかんとしていたのに対し、今作は、
台詞での応酬や、魅せの文章がはっきりとしており、音楽・演出と重なり、上位互換となりました。
きっちり勉強されたのだと思います。
あと、中二病の文書が神がかっており、最高。
次に、短の部分。
パロディーが軒並み減りました。 もちろん随所にあるし、声優ネタも仕込んでありますが、
(ごく一般に知れ渡っている)パロディーやリアルネタが多く、自然すぎて、
笑いを取れるかというとそうでもなく、一種の味付けにしかなっていません。
流行のネタは多いけど、速すぎてついていけない。
あと、大和の移り気を自然体にするためか、好き好かれの描写が淡白。
百代好きの設定も抹消されており、えちぃシーン以外においては、薄いキャラクターに。
(神谷さんボイスがあれば全然違ったんでしょうけど)
システム 4点 |
他は戯画システムまま。 左下の、ポップアップコンフィグが、画面の幅を取っており、
通常の動作に干渉するのがやや煩わしい。
相変わらずSEが貧相。
音楽鑑賞方法やCG閲覧機能は弱い。
ムービー分けると容量くうので、packしといてください。
音声出力とかも一括にしておかないと、ムービーのみ大音量になってしまいます。
終了時の台詞や、365日台詞や、誕生日台詞など、おまけシステムは多数あれど、
ラブプラスじゃないんだから……もっと本編に力を入れてください。
熱中度 5点 |
ガンダムマイスター出すぎwwwww 出てない人の方が少ないぞwwww
佐藤利奈さん、えちぃなし。 雪桜をどうぞ。
桐生さん。 元ネタわからんし。
トレーズ様。 ちゃんと人数言います。
なばちゃん。 裏の人なのにえちぃなし、ファック。
イマジン。 同上。
リリーナさま。 うぉぉぉぉぉぉ、リリーナさまぁぁぁぁぁぁ!!
紋さま、ていうか、門脇さんが、芸の深い、中村さんと松井さんとに挟まれ、
九鬼の十八番の高笑いが、腹式不足。 無念。
アニメ版は、シンジ君、ゆえに、マダオ、だったのだが、立木さん出番なし。
でもコラボしてるあたり、仕事はお早い。
総感 2点 |
無印のようなボリュームもなく、九鬼家以外のシナリオが弱く、
個別の攻略キャラクターに魅力がなさすぎた……。 無印五人は優良キャラなのだが。
男性陣の掘り下げもないし、十勇士はいい味を出してはいるものの出番不足。
もっと尺がほしかった。
大友の大和無視、と、紋さまのオーラの伏線っぽいのは何だったんだ?
先んじて放送された、マジコイアニメ版は、一人の男性が多数の女性に好かれるという、
テンプレラブコメ要素が盛り込まれており、本作もそういう志向でいくと思われたが、
アナザー全般は至って平常運転であり、
百代にのみ好意寄せられる描写が多数あり、アニメ見てるとちょっと不協和音。
期待していた、心と燕シナリオが不味く、一気に希望を打ち砕かれました。
梁山泊三人衆は攻略できないし、無印裏声優さんが攻略できるようになっただけで、
今作裏声優さんはほとんどスルーですか。
しかし、紋さまシナリオ(九鬼シナリオ)のみ出来がよく、
君が主で執事が俺で、のリメイクに相応しい、九鬼家執事物語になっており、大満足です。
どーでもいい、長短変化キャラ。
【長】
百代…破天荒イケメン美少女でギャップ萌え完備に。 小銭ジャンプのくだりはワロタ。
クリス…完全アホの子に。
一子…黒縁メガネさいこー。 ゆかりんサイコー。
まゆっち…アニメと違い最強候補。 芸風多数(中の人が)の安定感。
釈迦堂…助っ人・敵役・アドバイザー・お邪魔キャラにと万能すぎwww
ゲンさん…なんというツンデレ安定感。
与一…セカイという名の地獄に踏み入れちまったぜ。 あの、日常に戻りたい……
あずみ…あwずwみwさん、掘り下げられたwwww がんばれ29歳wwww
【短】
京…BADフラグのせいで安売り状態。
燕…マジコイの癌。 納豆もウザイ。 珍しく犯罪に緩衝材がなく、ただただ不快なキャラ。
義経…捨てキャラ、死にキャラ。
葉桜…同上。
大和夫妻…同上。
小雪…ナゼニコウナッタンディスカァ、タガヒロサンッ コレマデノコユキルートカイソウジャナイディスカァ
弓子…中の人の演技が。