2011年11月12日

恋色空模様 after happiness and extra hearts



恋色空模様 after happiness and extra hearts
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当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

下記は、新サイトのものを、旧サイトへ合わせてCSS等を変更したものになります。
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恋色空模様 after happiness and extra hearts
恋色空模様 after happiness and extra hearts
メーカー すたじお緑茶 発売日 2011/10/28
シナリオライター 亞部まとま、氷雨こうじ 原画 るちえ、(SD絵 広瀬まどか)
恋色空模様 after happiness and extra hearts

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
2 4 4 3 5 3 3
総評 C 61

一言で締めるのコーナー
「なんという安定感」
以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 原作20話終了後、IF21話からが『after happiness and extra hearts』の本編となります。
サブヒロイン4人の掘り下げが行われ、29話よりサブヒロインルートへ派生。
29話突入時に、タイトル画面より原作『恋色空模様』メイン5人のアフターが読めます。

 ボリューム的には、共通8話、サブルート4*3話、メインルートアフター5*3話、と多め。
ただ、サブヒロインの攻略ルートが基本的に短く、恋人になる過程が幅跳び状態。
さらに、3話の合間に、原作で個人的に不快だったシリアスシナリオが挟まれ、
原作で18話も使ってたものの成り代わりになっており、純粋なイチャラブが楽しめません。
メインのアフターも、7割方シリアスな場面で構成、原作個別の萌えに重点を置いた良さが抹消。
武器を使っての団体戦とかアフォか。

 全体で見ると、非常に不快なシナリオでした。
原作でとことん引っ張った土地売買問題や、お家柄問題や、クルセイダーズへの風当たりなど、
萌えゲーで癒されたいと思っている私の希望をことごとく打ち砕きました。
グラフィック 4点
 サブヒロインの1枚絵*4以外は、全てえちぃ絵。
他はほぼ流用。 SD絵の新規がよく動き、差分も多めで可愛らしいです。
FDですしね。
音楽 4点
 新曲4曲……。
ED曲、空と風の旋律は、霜月はるかさん。
文章(力) 3点
 萌えゲー文章としてみるなら、やはり上位であり、
クルセイダーズメンバー11人が、一人一人立っており、集団での会話が非常に楽しいです。
男キャラの久志はぶっとんでるし、春樹もまっちゃやイマジンや聖良に押されてボケが板についた。
聖良は、完全に2chネラー化、イマジンは腹ペコセイバー化。
原作を受けてのキャラ構成のため、属性が顕著に見えて、期待以上に動いてくれます。
(なんかアンケート受けて、修正してるみたいです)

 唯一、主人公が、空気すぎる。 料理が巧い、という特性と、包茎コンプレックスという属性しかなく、
軍師にしては頭弱いし、意志力も低く、卑怯だし、ノリも悪い。 馬鹿をやろうぜ、馬鹿をよぉ。
影法師主人公の派生系といった具合。 これでドヤ顔ヨイショキャラとか勘弁してください。
そして、ショタ顔直ってないし。(文章的に言及はない)
明らかに、顔と一人称の文章があってません。 顔だけ見ればネギ先生と同じくらいじゃん。

 ただ……、本当に気持ち悪いです。 登場キャラクター全員。
主人公「人の見た目や性格を笑いモノにするのは最低だ」 と、おっしゃいました。
この作品、宗教やっているような生徒や、難癖付けてくる分かりやすい小悪党が大量に登場し、
クルセイダーズメンバーは、そいつらの悪口・陰口を言いまくります。
特に口の悪い、春樹・聖良・清美・まっちゃんが酷い。 美琴・・佳代子・優喜も地味に辛辣。
武器持ちの奴らは実力行使で脅したりしてる。
それでいて、作者も登場キャラクターも「クルセイダーズが絶対正義」の姿勢を崩さず、
「身内びいき」を躊躇なく行い、正当化し続けます。 吐き気がします。
主人公なんて、同じクラスの男子の名前すら覚えてないんだぜ?
親友のためなら何してもいいって言うんだぜ?
それはそれでいいんですよ、「自分の周りの人間を優先して何が悪い」by黒崎一護や直江大和
エゴだって分かってればね。 でも、クルセイダーズは、それを「正しいこと」と断じている。

 他、敵対キャラクターたちも、こいつら高○生なのに、宗教や薬物やってんじゃねえの?
というキャラクターばかり。
嫌な奴ってのどの世にもいるものですが、廃校を救った顔の広い主人公に対して、
即座に悪評が広まったり、クルセイダーズへの風当たりが悪かったり。
クルセイダーズもクルセイダーズだけど、
即手のひら返したり、学祭に難癖つけたり、先生に狂信的だったりする、この学校の学生はなんなんだ?
この学校腐ってますよね。 廃校にした方が良かったんじゃないですか。

 んで、それらの敵対イベントが、学内行事や、風紀委員の仕事といった、
すんごいどーでもいい、事柄に本気になっていることなんですよ。 人としての威信を賭けてるみたいな。
廃校や土地買収も、学生には荷が重いし、学内話は小さすぎ、
両極端すぎて、シリアスシナリオに全くついていけません。
それでいて、クルセイダーズヨイショと、悪即斬でしょ?
もっと単純で、イチャラブを楽しむイベント群にしてください。

 久志の扱いが本当に酷い。 原作受けてなお酷い。 ゴミクズみたいな扱い。
まっちゃんルートの春樹に対する主人公の態度も酷い。 主人公氏ね。
世界線世界戦言い過ぎ、そんなにシュタゲが好きなら、文章見直すべきです。
システム 5点
 神の領域。

 動く、動く、そして、速い!
飛び蹴り一回転の美しさに感動した!
ウィンドウがキャラクター直下に吹きだし形式で表示されるため、
立ち絵変化がわかりやすい。

 ファンディスクなのに、こうも動かせるということは、
ライターの(実質)負担である演出指示の入力が簡略化されているということであり、
スクリプトが優秀であると伺えます。

 正直、同時期にプレイしたageの君がいた季節より、よく動くし、軽いし、エフェクトカットできるし、
表現自由度も高く、遠近描写も美麗で、音声振り分けもAGESに負けていない。
つまり……、ageの弱体化に伴い、期せずして、
ギャルゲー演出部門の最高峰に君臨したということです。

 オプションの少なさは原作踏襲ですが、デフォでほぼ完璧。
音楽(ムービー)再生が、軽い上に、枠消し拡大や独自再生ソフト構築して、スキップバーつけてたり、
これら全てを、プログラムの秋山構平氏ひとりでやられているとしたら、
敏腕プログラマーすぎますよ……。 緑茶のシステム構築した神本人なんでしょ?
熱中度 3点
 またも好きなキャラ攻略したら、それで終了ゲーでした。
シリアスシナリオなんて読みたくもないのでぶっとばしました。
イチャラブは楽しいんですけど、なんでそこに注力しないのか……。

 青山ゆかりさんは、聞き慣れて、1周してしまったらしく、すごく可愛く聞こえるw
安玖深さんだけ演技力すげぇっす。
イマジンさん頑張って。 クリスティーナネタ入れても良かったのでは?
総感 3点
 ファンディスクとしては成功の部類でしょう。
ファンサービスもよく、サブヒロイン全員が攻略できる上に、ボリュームも及第点。
完成されている演出スクリプトのおかげで、安定感が違います。
同一画面上にキャラクターが多数登場しても、吹きだしウィンドウのおかげでゴチャゴチャしません。

 ただ、まぁ、原作の欠点だった、シリアスシナリオの幅が、今回は総話数に比べて広く、
萌えゲーに期待すると痛い目を見ます。


posted by PP at 05:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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