2010年08月03日

俺たちに翼はない AfterStory

俺たちに翼はない AfterStory
俺たちに翼はない AfterStory
メーカー Navel発売日 2010/07/30
シナリオライター 王雀孫、東ノ助 原画 西又葵
俺たちに翼はない AfterStory

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 余韻度
-点 2点 -点 5点 3点 5点 4点
総評 A 76

一言で締めるのコーナー
「ありえんてぃーな面白さ」

ネタバレなし。
流し読む分には問題ありませんが、それでも無印プレイ後を推奨します。


以下詳細レビュー
シナリオ -点

 良くも悪くもAfterであります。

 タカシ-明日香、隼人-鳴、鷲介-日和子、ぱね田-森里君、のその後しか描かれません。
IFではないため、評価の分かれる所でしょう。
無印発売後の人気投票を受けての明日香が優遇されていますが、圧巻の魅力を振りまきユーザーを撃墜。
この子ツーサイドアップだよ、ランキングどうしよう……レベルです。

 あえて言いますが、コーダインが攻略できないのは、
初代投票で京をサブ1位にした我々ファンの責任であり、以降もメイン級を引きずり下ろさなかったファンのせいです。

 その京や悲惨たるもので、アバンでファンの苦情を一心に受けてて、いいぞもっとやれな気分でした。
でも京Afterが収録されているあたり、人気投票と無印に忠実です。(自虐にしか思えませんが)

 総プレイ時間は長くても6時間あたり? で、ロープライス並。
公式サイトで公開中の「フラグの折れたエンジェル」分が水増しされているので要注意。
シナリオに深みはありませんが、短いが故に瞬間最大風速を持続し続けられたのが強み(後述)

グラフィック 2点
 相、変わらず。

 公式サイトで、主人公らが立ち絵一新されてて期待しましたが、
ゲーム中では新立ち絵が一切登場しないという……
「その後の美咲」のようなバストアップで使っても良かったのではないでしょうか。

音楽 -点
 社長が全て作っているのは今回も。

 新曲11曲という少なさで、聞き所は、タイトル画面のCross Illusion〜instrumental〜ぐらいなものです。
ほぼ無印名曲を使いまわしました。
が、奇しくも名曲揃いで憤りは浮かびません。 Main Themeが圧倒的か。

 大きなマイナスポイントとしては、無印のボーカル曲6曲に対して、ASはOPとEDの2曲のみ。

文章(力) 5点
 正直……ありえんてぃーな面白さが濃縮されています。

 初っ端のアバンや座談会で、内輪ネタや流行ネタを取り入れて引き込み、ファン視点の批判でぶっちゃけ、
Afterの針生や軽部や鳴で遊びまくり、完全燃焼してて、王雀孫はもう風前の灯なのではないかと心配しました(ぁ

 その最たるは、クロスオーバーであり、皆が求めたクロス人間関係が尽力されており、
「五人五色」をもっと! と思わざるおえなかった。 ネゴシエイトまで隼人が万能すぎた。

 問題なのは、鷲介Afterで、元々鷲介(日和子)シナリオがかなり歪というかAfterに向かないシナリオだったので、
「フラグの折れたエンジェル」から引っ張ってきたわけですが、王雀孫が書いていない罠。(監修)
さらにいえば、ぱね田編前編と後半節々も王雀孫ではないため、かなりの失速感が味わえます。
その分、タカシ・隼人編がおぞましい筆力です。

 笑いに関しては隼人編、ラブコメではタカシ編と住み分けができています。
タカシがちゃっかり優良キャラなり、明日香と相乗効果でバカップル万歳。

システム 3点
 劣化流用です。
あらすじモードスキップが使えなくなりました。 元が短いので特に問題はありませんが。

 昨今のプレイ作品と比べると、自動カーソルが便利だし、演出も高速で並以上です。
ただ、奥行きが一切使われないため、キャラの遠近描写がありません。
立ち絵は上下左右にかなり動くので、改良に期待したいです。

 また、フル画面だと、文章が横に長く、改行も下手なため、
インターフェースの見直しの時期だと感じます。

熱中度 5点
 圧倒的抑圧の解放を得たユーザーの最大の楽しみは、クロスイベントやAfterに集約されており、
それを煮詰めて提供してくれたASは、楽しくないわけがなく、終わるのがツライと思えるレベルです。

 日野ちゃまが、ぬんこって言ってくれる作品はこれだけ。
諏訪部・下野が、文章優遇に合わせて昇華されたが、逆に、泉菊之介が石川英郎に押され、
代永翼に至っては音声OFF推奨の酷さ。
ぱね田を二代目舞人と期待する分、おお振りの三橋では違和感大。(といっても舞人は公式で檜山さんだけどw)

余韻度 4点
 戻りますが、良くも悪くもAfterでありました。
フルプライスでマイナス、サブライターでマイナス、流用と劣化システムでマイナス。
が、それでも、流布されている並のギャルゲーとは一線を画しており、これだけ面白ければ文句はありません。
他の会社は、自分の出してる作品が恥ずかしくなってもおかしくありません。
市場がこのレベルで供給されるのがユーザーの望みでしょう。

総評 A
 まぁ、Aですよ。 コンスタントなA評価。 格が違います。
無印は総合的なA評価でした。 フルプライスが痛手なASだが、コストパフォーマンス差し引いても揺ぎ無いA。
訓練された信者(私)は、Prelude〜無印〜ASと喜んで買いましたが、それ以外だと幾分か評価は下がりそうです。
結局流用が悪いんじゃなくて、中身と使い方が悪かったんだと、終末論やBaldrSky2を鑑みれました

 今作で鳴と明日香の評価が鰻上りになったので、特にサブキャラ攻略には願望がありません。
女性キャラは全員、ちゃんと下着までは見せてくれるファンサービスありますし。

 20006年度の流行語大賞は、ありえねぇ、20009年度は、ありえんてぃー、だと思われる。

 無印同梱主人公ボイス追加フルプライスなら間違いなくSでした。
移植完全版求む!! あ、でも、ぱね田の声は変えてね☆



posted by PP at 05:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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