2012年03月06日

はつゆきさくら



はつゆきさくら
(新サイトへのリンク↑)

当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

下記は、新サイトのものを、旧サイトへ合わせてCSS等を変更したものになります。
CSSの関係で、リンク途絶や表記荒れが起こっておりますので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

はつゆきさくら
はつゆきさくら
メーカー SAGA PLANETS 発売日 2012/02/24
シナリオライター 新島夕 原画 ほんたにかなえ、とらのすけ、ちまろ、有末つかさ、小桜りょう、kaya8
はつゆきさくら 初回 はつゆきさくら 通常

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
3 1 5 4 2 5 4
総評 B 72

一言で締めるのコーナー
「明快に良作」
以下詳細レビュー
シナリオ 3点
 恐れよ! この街を蹂躙する、我を! 我が名はゴーストチャイルド。
貴様らは、春には至れない。 冬の、この白の世界の只中で朽ちるがいい!
さぁ、パレードの幕開けだ!!

 とかいう、唐突に恥ずかしい台詞が口から出始める物語www
なのですが、プロローグから序桜編までの、ミステリアスリードと、
綾編を通してからの主人公への感情移入度、(最初は綾編推奨)
クライマックスへのホワイトグラデュエーション、幕間のラブコメが、常にユーザーを魅了し続ける。
テーマ性も十分でぶれない。

 全体的に穴が少なく、相変わらず新島さんのラブコメが飛びぬけててニヤニヤがとまりません。
個別も、良い意味で均一に面白く、単独ライターさんの強みがでました。
全編通して漂う、寂寥感と雪解けの暖かさも身に染みる。

 恋愛描写も、無遠慮な嫉妬心も、やっかみも、勘違いもなく、
周りに囃される、甘々なもので、ユーザーを不快にさせません。(かなりの加点ポイント)

 不満はあるよ、すげーあるんです。
たとえば、所謂、過去ルーツじゃなくて、高校編ルーツに至るまでのイベント群で、
不良が出すぎ ここは不良タウンか何かかwww しかも立ち絵なし。
県下随一の進学校で、生徒は礼儀正しく、謙虚wwwwwwwwwww  不良だらけだよwwwwww
 そして、トゥルーでの、ヒロイン二極化。
選択肢は用意されてはいれど、納得がいくかどうかはユーザーに大きく加担。
グラフィック 1点
 バナナ竹刀は、SAGA PLANETSのお家芸と発覚。
内輪ネタかよwwww キサラギGOLD★スター参照

 グラフィックスに関しては、毎回なんですが、酷い酷い。
絵崩れ上等、担当違えば男は適当、小物はないし、モブキャラに立ち絵一切無し(大量登場)、
ヒロインの服装違いの立ち絵もないから、固有イベントでは背景のみで進む、
背景も日常で使うのしか用意してないから、焼肉屋とかカラオケ屋とか、特別なのはブラックアウト。
しかもだ、2年後とか、シナリオに大きく関わるエンディングの最中ですら、
成長後の立ち絵がない!! 背景だけで感動のエンディングが淡々と進む!

 桜・希は、ほんたにかなえ氏。 SAGAの柱。
綾・クマは、とらのすけ氏。 綺麗。 顔が縦長の綾は苦手だったか。
夜は、ちまろ氏。 今回も地雷。 各絵にムラがあり、夜の正面立ち絵とか誰だよ?という感じ。
(やっぱり、竹刀は有末さんが描いてるんですかね)
音楽 5点
 水月陵さん、うぉぉぉぉぉぉぉ、大好きだぁぁぁぁぁ!!
Rewriteを支えたのもアンタだったよ!!
全曲通して、今回の一貫したテーマである、冬〜春、
透き通る様な冬の寒さと、艱難辛苦を乗り越え至った後の、雪解けの春の様な暖かさの、
2分立が真っ直ぐに伝わってきます。
冬は高音の単音に短めで単調な副旋律、春は和音に長めの伴奏。
テーマと作品に沿っており、物語への没入を助長してくれます。

 ボーカル曲は6曲。
前作のような電波曲はないが、新島さん作詞のネタ楽曲と、トゥルー楽曲有り。
一番びびるのが、コノハサクヤのテーマ曲、
freak of nature : start か。 別名、ダバダ。 もうダバダが止まらねぇよ。
文章(力) 4点
 今回は主人公の性格からして、ラブコメには無理があったのではないかと思ったが、
逆に、シリアスが無理だったわwwwww 演劇&シリアスシーンが臭すぎます。
でも厨二すぎて、つい口に出して言っちゃうぜ、初雪!

 新島夕さんの得意な、変態同士の絶妙なラブコメトークは健在。
本当、シリアスはいらなかったと思えるし、シリアスが味付けになってしまった。
主人公がラブコメシーンだけ豹変するから困ったものだけど、あれが素だと思えるから不思議。

 新島さんは、(私的に勝手に言ってる)無勉強派であられるんですが、
遅筆ですし、パロディも一切使わないので、
日ごろからネタ帳を携帯して、面白いと思えるものを吸収しておられると思います。
また、ラブコメ部分はきっちり時間をかけて、スクリプト込みで、ユーザーをニヤニヤさせようと、
努力しておられるのが如実に伝わってきます。

 問題は、キャラの相関が、夜と桜はまだしも、ほとんど主人公に集約しており、
ヒロイン同士や、サブキャラ同士のやり取りが少なかった点ですね。
戦闘描写がいっさいなく、斬りつけ演出+「くっ」とかで終わったのも実に残念。

 また、この方の、特異な長所というのが前作と今作でハッキリしまして、
「決め台詞・常用台詞による想起」ですね。

初雪:「バニッシュだ」
桜:「バニーっ」「ぴゃごらぁ!!」「むほんっ」
綾:「まかのろんさ」
希:「ホワイトグラデュエーション!!」「ぽんぽこりん」「なーご」
クマ:「グルルルシロっ」
夜: …… …… あれ?

 これがまた、ラストに繋がるから巧いというか、怖いというか。
システム 2点
 口パクしない、演出カット不可(クリックかエンターかCtrlのみ、ホイールも不可)、
ED飛ばし不可、メリーゴーランドをぶっこわせ の演出カット不可(ラストだったので盛り下がった)、
日付演出カット不可(途中飛ばしは可)、BGMモードにループも次曲自動移行モードもないww
これだけで、十分無粋な環境なんですが、絵差分表示中のウィンドウ消去が結構厄介で無駄。
私は基本、ホイールプレイなので、演出が飛ばせずイライラしました。
プレイはキーボード推奨。

 時短再生なくなってるし……。

 早めに外からシステム取り入れるか、開発環境を変えた方がいいでしょう。
熱中度 5点
 まったく飽きない作品。
私にしては珍しく、ラストまでぶっちぎれました。
やはり、個別が差別なく面白かった所と、各ヒロインとのラブコメが楽しみで仕方なかったからですね。

 声は、ヒロイン陣で、桜と綾の激声に問題有。 ロロナはロロナです。 男の方がいいよね(遠い目
特に桜は、あの決め台詞がギャグにしか聞こえなかった。(超シリアスシーンです)

 サブキャラクターやモブキャラクターがやばいっす。
男は全部、小池竹蔵氏じゃねえの? ってくらいだし、使いまわしが多すぎます。
新島さんがモブキャラクターを多用する方だったがために、起用声優の少なさが痛手に。
総感 4点
 ラストが綺麗に締められており、道中も楽しく、満足のいく作品でした。
無論、細かい点に不満はあれど、充実した時間を過ごせました。
お勧めします。

 SAGA PLANETSの作品は、Coming×Humming!!、ナツユメナギサ、キサラギGOLD★スター
はつゆきさくら、とプレイしてきましたが、
今作が一番好みですね。 私自身が新島さんのファンですので。

 ただまぁ、正直なことをいえば、他社さんで描けばもっと面白くなると思います。
今回なんて、1年4ヶ月ぶりの新作であるにも関わらず、絵とシステムがあの体たらくですから。


posted by PP at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真剣で私に恋しなさい!S



真剣で私に恋しなさい!S
(新サイトへのリンク↑)

当厳選ゲームレビューは、2010/10/29を持ちまして、新サイトへ移転いたしました。

下記は、新サイトのものを、旧サイトへ合わせてCSS等を変更したものになります。
CSSの関係で、リンク途絶や表記荒れが起こっておりますので、
新サイトにてご閲覧いただきますようお願いいたします。

真剣で私に恋しなさい!S
真剣で私に恋しなさい!S
メーカー みなとそふと 発売日 2012/01/27
シナリオライター タカヒロ 原画 wagi
真剣で私に恋しなさい!S

レビュー
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中度 総感
2 4 5 5 4 5 2
総評 B 71

一言で締めるのコーナー
「一長一短 ファンには優しくない」
以下詳細レビュー
シナリオ 2点
 概ね三つに分類される今回のシナリオ。
アフター・アナザー個別・最終特別編。 内、最終特別は個別でもあります。
派生隠しキャラは、弓子・弁慶・伊予・プレミアムあたりか。
メインのアナザー個別として用意されるのが、燕・紋さま・マルさん・心・板垣姉妹の五人。

 【アフター】

ほぼえちぃシーン。 シナリオサポートが入り、非常にエロいです。
シナリオもアフターらしいが短すぎる。 クリスと京がストップ安か。 逆に百代が浮上。

 【アナザー個別】
心…ひどい出来。 アニメで優遇され、立ち絵も追加され満を持して登場の残念シナリオ。

マルさん…おまけに等しい。 ていうか、無印で攻略してたやん。

板垣姉妹…全体的に丁寧だし、キャラも豊富。 でもおまけ。

燕…非常に性格の評価に困るキャラクターであり、シナリオ全般も普通すぎる。 しかも長い。

紋さま…君主のリメイクであり、九鬼家を中心とした話が面白く、本作の要。

 【最終特別編】

描写の臨場感が増し、戦闘でテンションがあがるようになりました。
歴代キャラクター、新キャラクター勢ぞろいの、無印最終のノリですが、
各戦場で、均一に魅せ場を用意したため、百代と燕の戦闘も薄味に。
強さもインフレが激しく、決着に難有り。
さらにいえば、最終特別編と個別が同ルートなのですが、大団円でもよかったと思います。
とって付けたような個別。


 全体を通して見ると、死にキャラクターと、攻略不能キャラが多く、
無印と比べるとユーザーフレンドリーさに欠けます。
質もFDとはいえ、心とかおまけのおまけもいい所で、起承転結に至っては、伊予の方が満足できます。
要は、次回作かアナザー作が出るかのような釣り針が見え隠れして、
満腹にならない仕様なわけです。
グラフィック 4点
 非常に惜しいのが、立ち絵追加は多数あれど、
基本の立ち絵が流用なため、技術力の向上が目に見えてわかってしまうことです。 wagiすわぁん。
陰影の美しさや、デザインの凝り具合など、一目見て分かるため
何故に一新しなかったんだと思いますし、西の十勇士の前に立ち絵いるキャラもっといるでしょ。

 個人的な問題ですが、板垣3姉妹のデザインと服装が手抜きに見えており(無印から)、
梁山3人衆のデザインに惹かれましたので、攻略できないのが実に悔しい。
リリーナ様は無理だってわかってるっってーのwww

 アニメは無いほうが良かったが、アニメから入った人には有用かも。
最終の京のアニメが、「どどんまい!」だったのはパロディーか。 キャベツを敵に回したか。
OPは最大瞬間風速というエロゲー業界の理。
音楽 5点
 ゲーム業界で名をはせる、ベイシスケイプが作曲。
無印からの持ち越しは、MUSIC MODEの風間ファミリーから下10曲のみ。(全57曲)
かつ、持ち越し曲も完全アレンジ。
全体でゲーム的にブラッシュアップされており、高評価。

 ギャッキョウブレイク、男子かくあるべし、輝ける未来へ、真剣勝負、大決闘、激闘する武士娘
あたりが私は大好き。

 最近だと、雪月風花・吽(今回参加してない上倉さんだけど) や
迷宮I 垂水ノ樹海 (ボーカル版、原曲は古代さんだけど) でベイシスケイプに傾倒してる私なので、
今回の采配は喜ばしい限りです。
でも欲を言えば、崎元さんや並木さんにも参加してほしかった。
文章(力) 5点
 まずは、の部分から。
今作をプレイして、はたと気づきましたが、
タカヒロさんは、御当地・食文化に聡いな、と。
そのおかげで、キャラクターだけ・上辺だけの会話にならず、
地に足のついた絶妙な現実感が出ています。 これはご本人の趣味だと思われますが、
無学系・パロディー系に一石を投じた、素晴らしい要素です。
そして、無印の戦闘描写があっけらかんとしていたのに対し、今作は、
台詞での応酬や、魅せの文章がはっきりとしており、音楽・演出と重なり、上位互換となりました。
きっちり勉強されたのだと思います。
あと、中二病の文書が神がかっており、最高。

 次に、の部分。
パロディーが軒並み減りました。 もちろん随所にあるし、声優ネタも仕込んでありますが、
(ごく一般に知れ渡っている)パロディーやリアルネタが多く、自然すぎて、
笑いを取れるかというとそうでもなく、一種の味付けにしかなっていません。
流行のネタは多いけど、速すぎてついていけない。
あと、大和の移り気を自然体にするためか、好き好かれの描写が淡白。
百代好きの設定も抹消されており、えちぃシーン以外においては、薄いキャラクターに。
(神谷さんボイスがあれば全然違ったんでしょうけど)
システム 4点
 EDが飛ばせない。 最悪。 十回以上ありますよ、ED。 4分弱操作不能。

 他は戯画システムまま。 左下の、ポップアップコンフィグが、画面の幅を取っており、
通常の動作に干渉するのがやや煩わしい。
相変わらずSEが貧相。
音楽鑑賞方法やCG閲覧機能は弱い。

 ムービー分けると容量くうので、packしといてください。
音声出力とかも一括にしておかないと、ムービーのみ大音量になってしまいます。

 終了時の台詞や、365日台詞や、誕生日台詞など、おまけシステムは多数あれど、
ラブプラスじゃないんだから……もっと本編に力を入れてください。
熱中度 5点
 せっかくだから、声ネタいきますか。

 ガンダムマイスター出すぎwwwww 出てない人の方が少ないぞwwww

 佐藤利奈さん、えちぃなし。 雪桜をどうぞ。
 桐生さん。 元ネタわからんし。
 トレーズ様。 ちゃんと人数言います。
 なばちゃん。 裏の人なのにえちぃなし、ファック。
 イマジン。 同上。
 リリーナさま。 うぉぉぉぉぉぉ、リリーナさまぁぁぁぁぁぁ!!

 紋さま、ていうか、門脇さんが、芸の深い、中村さんと松井さんとに挟まれ、
九鬼の十八番の高笑いが、腹式不足。 無念。

 アニメ版は、シンジ君、ゆえに、マダオ、だったのだが、立木さん出番なし。
でもコラボしてるあたり、仕事はお早い。
総感 2点
 真剣で私に恋しなさい! S。 価格相応とは言えないで候。 (FDなのに10000超え)
無印のようなボリュームもなく、九鬼家以外のシナリオが弱く、
個別の攻略キャラクターに魅力がなさすぎた……。 無印五人は優良キャラなのだが。
男性陣の掘り下げもないし、十勇士はいい味を出してはいるものの出番不足。
もっと尺がほしかった。
大友の大和無視、と、紋さまのオーラの伏線っぽいのは何だったんだ?

 先んじて放送された、マジコイアニメ版は、一人の男性が多数の女性に好かれるという、
テンプレラブコメ要素が盛り込まれており、本作もそういう志向でいくと思われたが、
アナザー全般は至って平常運転であり、
百代にのみ好意寄せられる描写が多数あり、アニメ見てるとちょっと不協和音。

 期待していた、心と燕シナリオが不味く、一気に希望を打ち砕かれました。
梁山泊三人衆は攻略できないし、無印裏声優さんが攻略できるようになっただけで、
今作裏声優さんはほとんどスルーですか。
しかし、紋さまシナリオ(九鬼シナリオ)のみ出来がよく、
君が主で執事が俺で、のリメイクに相応しい、九鬼家執事物語になっており、大満足です。

 どーでもいい、長短変化キャラ。
【長】
百代…破天荒イケメン美少女でギャップ萌え完備に。 小銭ジャンプのくだりはワロタ。
クリス…完全アホの子に。
一子…黒縁メガネさいこー。 ゆかりんサイコー。
まゆっち…アニメと違い最強候補。 芸風多数(中の人が)の安定感。
釈迦堂…助っ人・敵役・アドバイザー・お邪魔キャラにと万能すぎwww
ゲンさん…なんというツンデレ安定感。
与一…セカイという名の地獄に踏み入れちまったぜ。 あの、日常に戻りたい……
あずみ…あwずwみwさん、掘り下げられたwwww がんばれ29歳wwww

【短】
京…BADフラグのせいで安売り状態。
燕…マジコイの癌。 納豆もウザイ。 珍しく犯罪に緩衝材がなく、ただただ不快なキャラ。
義経…捨てキャラ、死にキャラ。
葉桜…同上。
大和夫妻…同上。
小雪…ナゼニコウナッタンディスカァ、タガヒロサンッ コレマデノコユキルートカイソウジャナイディスカァ
弓子…中の人の演技が。
posted by PP at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。